気のまま旅行/気まぐれ写真

ミラーレス一眼で撮影した写真や旅行、ロケ地のことを。
鷹ファンなのでその辺りや趣味のカクテルの話、映画や音楽のこと
その他色んなジャンルのことを色々と。。。

2013年03月



ということで今回は競艇の写真。

オリンパスのコミュニティサイトFotoPusでもその他の写真ブログなどでも、そういえば今までに
競艇の写真が撮ってあるのを見たことないなーと思ったのが始まり。

モータースポーツ含め、野球でもサッカーでも陸上でもスポーツ写真はどれも躍動感あり感動あ
り素晴らしいけれども、競艇こそあの水しぶき!絶対きれいだろ!!ってことで競艇場の撮影許
可はどうなってるのかと色んなサイトで調べてみた。

その結果、場によって対応が様々なので行きたい競艇場に直接問い合わせたほうがいいという
ことがわかった。

どう様々なのかというと、
1.撮影禁止だよ
2.許可申請して通ればいいよ
3.立ち会い必須ならいいよ
4.勝手に撮れば?

では我が行きつけのからつ競艇場はどうなのだろう?と電話してみたところ2の許可制にての
撮影可だった。

但し、屋内禁止野外のみ。お客さんにカメラを向けない。むしろ水面にしかカメラ向けちゃダメ。
お客さんの邪魔にならないところで。一般客が入れないところは当然立ち入り禁止。ストロボ使
用禁止という条件付きだ。まあ当然の条件内容だ。

公営といえどギャンブルはギャンブル。撮られたくないお客さんが大半だろう。
特に平日、営業周り中や会社を休んだ勤め人なんかは撮られると困るだろうし。

フラッシュで選手の視界を奪ってしまうことも絶対に避けなければならない。

そんなこんなで許可を得て、その翌日に早速行ってきた。

電話で告げられた通り、まずは受付へ向かい撮影許可申請の書類を確認、署名して腕章を
受け取る。

腕章がマジックテープ仕様じゃなく安全ピンで留めるタイプだったのには困ったがコートを着て
腕を通せばなんとかずり落ちなかったので助かった。

ちなみに受付のお姉さんに「昨日電話した撮影の者ですが」と言ったらそのことを知らなかった
ので話が通ってないようだ。
つまりわざわざ電話しなくても直接競艇場に行って許可申請書類を書けば撮影ができるという
ことだ。許可と言えるのかこれは、なんて小さいことは気にしない。

上に書いた条件を守ることが必須だが、三脚の使用もブログ掲載もおkとのことだった。

さて、まずはスタート地点に行って撮影。考えてみれば僕は動く被写体を撮るのは初めてだ。


まずはシャッター速度を速めてパシャリ。

P3172826
ロケ地:からつ競艇場     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F4.5     シャッター速度:1/4000     ISO感度:640     露出補正:+/-0     焦点距離:45mm


この日は雲が低く出ていて太陽が見え隠れしていた。なので露出を適正に保つのが難しく、
シャッター速度の調整にかなり手間取らされた。

撮影モードをシャッター速度優先にしてISOを上げたり下げたり。。。

速いシャッターで写真を撮るのは比較的簡単だった。

P3172901
ロケ地:からつ競艇場     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
絞り値:F22     シャッター速度:1/30     ISO感度:200     露出補正:-2     焦点距離:53mm


こちらはシャッター速度を落としてボートをブレさせた。
シャッターボタンを押すタイミングが難しかった。ちょっと切るの早かったかな。

ボートのスピード感は表現できたと思う。


P3172970
ロケ地:からつ競艇場     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
絞り値:F22     シャッター速度:1/30     ISO感度:200     露出補正:-1.3     焦点距離:53mm

こちらも遅いシャッターでの撮影。

ブレた目の前のボートと止まったバックスクリーンのボート。
ほぼ水平位置から撮った目の前のボートと俯瞰で映されたバックスクリーンのボート。


P3172927
ロケ地:からつ競艇場     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
絞り値:F22     シャッター速度:1/100     ISO感度:200     露出補正:-1     焦点距離:66mm

流し撮りに挑戦。

が、まったくうまくいかず。何度も何度も挑戦したけれどまともに見れるのはこの1枚だけだった。
とても難しい。。。

ましてやスタートの撮影は失敗すると次のスタートまで時間を待たなければならないのがつらい。


P3172903
ロケ地:からつ競艇場     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
絞り値:F5.6     シャッター速度:1/500     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:150mm

水しぶきをぴたりと止めてシャープに写すために少し絞ってシャッター速度を速く。
この写真ではもうちょっと絞ったほうがよかったしシャッター速度ももっと速めるべきだった。

このシャッター速度でも写真をよく見るとブレてることがわかる。
つまりそれだけのスピードでボートが走っているということだ。

選手の体重移動、ボートをキックして向きを変える、足の踏ん張り、スピード感などが伝わる写
真にはなったんじゃないかと思う。

他の写真も同じF値で撮っている。
どれもアンシャープマスクを施してシャープ感を補った。


P3172913
ロケ地:からつ競艇場     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
絞り値:F5.6     シャッター速度:1/2000     ISO感度:800     露出補正:+/-0     焦点距離:150mm

1号艇のターンの真っ最中の写真。ボートが跳ねた瞬間を捉えた写真だ。

高速で横っ飛びしながらボートに立ち上がり体重移動やキック、スロットル(車でいうアクセル)
の調整でターンしていく。凄まじい技だ。


P3172904
ロケ地:からつ競艇場     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
絞り値:F5.6     シャッター速度:1/800     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:150mm

こちらは美しい水しぶきを捉えた写真。

青の4号艇が先マイし、緑の6号艇が差しに構える。遅れて黄色の5号艇がターン。


P3172916
ロケ地:からつ競艇場     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
絞り値:F5.6     シャッター速度:1/2500     ISO感度:800     露出補正:+/-0     焦点距離:150mm

赤の3号艇がウィリーした瞬間。ウィリーというより跳ねたんだが。。。

走っているところを観てもすごいがこうして一瞬を切り抜いてみてもボートレースの豪快さ、
バランス感覚、躍動感を更に感じられる。写真ならでは表現だ。


P3173023
ロケ地:からつ競艇場     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
絞り値:F5.6     シャッター速度:1/4000     ISO感度:1250     露出補正:+/-0     焦点距離:150mm

こちらもボートが跳ねた瞬間。2号艇だ。奥の4号艇も少し浮き気味にターン。
素人だとあっという間に落水か転覆するような状態。

僕なんか止まっているカヌーに立ち上がるのすら生まれたての子鹿のような足つきだったのに。


P3173091
ロケ地:からつ競艇場     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
絞り値:F5.6     シャッター速度:1/3200     ISO感度:2500     露出補正:+/-0     焦点距離:120mm

この日のベストショットだと思う。混戦する1マーク。

派手にあがる水しぶき。跳ね上がりを押さえつけながらターンする3号艇。波にぶつかりジャン
プしてしまう5号艇。そこに突っ込んでくる黒の2号艇。その2号艇に対して差しに構える6号艇。

是非原寸で見てほしい写真だ。


ここからは連続写真を撮った。1枚ずつ貼ってもよかったのだがわかりやすいように1つの画像
にまとめた。

拡大して見てください。

写真の順番は、
1 2
3 4
5 6
7 ・・・という順番。


まとめ1
ロケ地:からつ競艇場     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
絞り値:F5.6     シャッター速度:1/3200     ISO感度:1250     露出補正:+/-0     焦点距離:150mm

突っ込んくる赤・3号艇を緑・6号艇がギリギリでかわす様子がかっこいい。
競艇では日常茶飯事。


まとめ2
ロケ地:からつ競艇場     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
絞り値:F5.6     シャッター速度:1/1600     ISO感度:1600     露出補正:+/-0     焦点距離:116mm

1枚目から3枚目までの、選手(特に1号艇)がキックでボートの向きを変える様子がかっこいい。


まとめ3
ロケ地:からつ競艇場     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
絞り値:F5.6     シャッター速度:1/4000     ISO感度:2500     露出補正:+/-0     焦点距離:150mm

青・4号艇と黄・5号艇の接戦、その2艇が上げた水しぶきに突っ込んでくる黒・2号艇。
舟が一瞬見えなくなるほど(2枚目)の激しい水しぶきがかっこいい。


本当は水面のキラキラや水しぶきが反射する様も撮りたかったのだが、上にも書いた通り
あいにくこの日は太陽が出たり隠れたり。

今度は晴天の日に競艇場に行ってまた写真を撮りたいと思う。

流し撮りもまたチャレンジしたい。


我が家の庭には水仙3種とチューリップやバラ、梅、桃などの花や家庭菜園がある。
それに以前紹介した蘇鉄と万両も。

蘇鉄の鉄子ちゃんと万両の両子ちゃん

先日、その中から白以外の水仙2種と白菜の花が咲いたので撮影した。

今の時期は虫を寄せやすい黄色い花が多く、今回撮った花も全部黄色いビタミン色だった。
見ているだけで元気が出てきそうだ。

もうすぐすれば桃が咲き、ついでチューリップ、バラと咲いていくので楽しみだ。
我が家の庭に桜がないのが残念だが。。。

今回は長い前書きはなしにして早速写真を貼っていく。


P3162778
ロケ地:自宅     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F1.8     シャッター速度:1/4000     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:45mm


淡黄色の水仙。先日撮った白い水仙を純潔なお嬢様だとするとこちらは元気いっぱいの
ロリっ子といったところだろうか。。。

先日撮った水仙はこの記事にあります。

サザンカオールスターズ


P3162787
ロケ地:自宅     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F1.8     シャッター速度:1/4000     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:45mm

白菜の花。あまり普段から注視している人は少ないのではなかろうか。
白菜ってこんなかわいい花が咲くんですよ。

最近買ったこの45mmF1.8、本当にいいボケ方をする。

開放値で撮ると描写がふんわりとなって花をこういう雰囲気で写したい時に重宝する。


P3162790
ロケ地:自宅     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F1.8     シャッター速度:1/4000     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:45mm

少し引いて見るとこういう風になってる。


P3162800
ロケ地:自宅     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
絞り値:F5.6     シャッター速度:1/1000     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:150mm


水仙をマクロ撮影。アートフィルターのファンタジックフォーカスをかけた。


P3162803
ロケ地:自宅     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
絞り値:F11     シャッター速度:1/320     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:150mm

こちらも水仙。上の水仙とはまた別の品種。
この写真ではこの花の色よりも形を表現したかったのでラフモノクロームにて現像した。
花の色は上の水仙より少し濃い黄色です。

P3162812
ロケ地:自宅     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
絞り値:F7.1     シャッター速度:1/640     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:150mm

再び白菜の花。またマクロ撮影だがこの写真ではくっきりと移してホワイトバランスを寒色系に
してみた。背景がすっきりとして白菜の花が凛とした表情となった。

P3162818
ロケ地:自宅     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
絞り値:F7.1     シャッター速度:1/1250     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:150mm

こちらは前ボケ、背景ボケを配した写真。構図もバランスもうまくいったと思う。


P3162814
ロケ地:自宅     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
絞り値:F7.1     シャッター速度:1/500     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:150mm

おまけでタンポポ。

真上から撮影して太陽のように写した。

この日は日差しが強い暑い天気だったがこの花の場所がちょうど日陰になっていて、この写真
では奥のほうにあたる花の下にある葉がやや暗く写った。

そこで花を浮き立たせるためにコントラストを強め、更に彩度をあげた。


僕は撮影時に「あ、こういう表現で写そう。」 「この写真はなになにな雰囲気を表現したいな。」
と考えて絞りやシャッター速度を設定して撮る場合と、そういうことは考えずにとにかく適正な露
出や構図で撮っていく場合がある。

前者の場合は帰ってレタッチする時にも撮影時の構想を活かして編集する。

後者の場合、RAWファイルを見ながら作品が与える印象や感情を作っていく。

もっとわかりやすく書こう。

例えば、上のタンポポの写真。こちらが前者だが、
この写真はタンポポの花の形を見た時に「あ、真上から見ると太陽とその日差しみたいだな。」
と思ったのでカメラを真上から構えて撮影、レタッチでは上に書いているように意識してコントラ
ストや彩度を編集した。

他の7枚の写真は後者だ。
この花は日差しに当てて絞り開放で撮るとふんわり写ってきれいだなとかそれぐらいは考えな
がら撮った写真もあるが、作品が仕上がった時の最終的な着陸地点はその時は考えていない。

つまり適正露出、見栄えする構図、ボケの具合やバランスなどだけはきちんと考えて撮っているが
アートフィルターだったり露出補正や彩度などはレタッチ、現像する時に「あ、この写真ならこうこう
したらもっとよくなるかな。」などと考えて作品を仕上げていく。

とまあ、能書きを垂れたが結局僕もまだまだ写真を始めたばかりの初心者なので、これからどん
どん上達して多くの人に美しい、かっこいい、素敵だと思ってもらえる写真が撮れるようになれれ
ばと思う。


まだまだ初心者と書いたが、先日とても嬉しいニュースが入った。

少し前にオリンパスのコミュニティサイトFotoPus内で開催された「冬写真フォトコンテスト」に応募
していたのだが、僕の写真が九州・沖縄コミュ賞という賞を受賞した。

カメラを構え始めてまだ日が浅い僕が賞を取れたことにとても驚いたが、ここは素直に喜びたい。


テーマが「冬写真」ということだったが、九州、特に僕が住んでいる北部は積雪どころか降雪すら
あまり多くない地域なので冬写真の主題として雪を選ぶのが困難だ。

だが冬は何も雪だけが魅力じゃない。湿度が低く澄んだ空気。晴れ渡った空。
選ばれた僕の作品も夕暮れ時の空の写真だった。

どの作品かは明かせないが、受賞した作品を載せている記事を貼って、今日は終わりとする。

佐賀県立森林公園


これに慢心することなくこれからも精進していきたい。


ディナークルージング。

あんなの何万円もするセレブな催し物でしょ?貴族?

って勝手に思ってた。


オリンパスのFotoPusで開催されている「春のクルーズ」フォトコンテストに応募しようと
近くから出ているクルーズがないか検索してみた。 

すると福岡のベイサイドプレイス博多でマリエラという会社がランチクルージングや
ディナークルージングを催していることがわかった。

停泊や出港の時間を調べている時にちょっとした興味本位で料金のページを覗いてみたら。。。

マリエラHP

え、やっす!
コースによって様々だけどディナーの一番下のコースで5,500円!?

ランチに至っては3,500円!!

こんなに庶民的な価格だとは思ってもみなかった。


ということですぐさま予約。

フォトコンにはクルーズの外観を応募するつもりだったが結果的に船上で撮った写真も
応募できることになった。

日程は3/9(土)、行ってきました。


※撮った写真のうち、フォトコンに応募した作品をブログに貼ることを躊躇したので一番下に
フォトコン応募作品のURLを貼っておきます。

P3092591
ロケ地:ベイサイドプレイス博多     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R
絞り値:F4.5     シャッター速度:1/125     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:26mm


まずはクルーズの外観をパシャリ。
価格が価格だけにさすがに大きくはない。

風景としてというよりクルーズの形を写した写真なので余計なものを排除するため、セピアで
現像した。



P3092596
ロケ地:ベイサイドプレイス博多     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8
絞り値:F3.8     シャッター速度:1/80     ISO感度:200     露出補正:+1     焦点距離:17mm


斜めから全体図。

この写真は奥行きがあり全体細部のディテールを写したかったのでカラーだが、ホワイトバラ
ンスは寒色系より暖色系のほうがよかったと思う。


さて、時間がきていよいよクルーズに乗り込んだのだが、これが思ったより内装が豪華だった。

ここからはiPhoneで撮影した写真なので撮影情報は記載しない。
当然だが画質もよくない。

IMG_2368


IMG_3584


IMG_5057

階段の手すりも壁も床も清掃が行き届いているようで清潔感ある内装だった。
ささやかではあるけれど値段から考えれば十分豪華で上品な造りだ。

船内客席に案内されると早速料理だ。

IMG_2250
テーブルはこんな感じ。

IMG_5737
まずは前菜。モッツアレラチーズ、トマト、パストラミのバジルが香るとてもおいしいサラダ。


IMG_3551
ブロッコリーのスープ。スープにブロッコリーて。。。と思ったけどなんとこれが美味だった。
テーブルに供されているパンにつけて食べても合うしっかりした味。


IMG_5782
牛肉のワイン煮。この手のコース料理の定番だ。とてもやわらかく風味もしっかりしていた。
お肉も当然おいしかったがにんじんの甘さにびっくりした。うまうま。


IMG_1844
デザートは抹茶といちごのケーキ。ソースはキウイ。思った以上に甘くてコーヒーと好相性。

料理の方も内装と同じく値段を考えると十分なクオリティで、これならまた来てもいいなと思った。
今度は一番上のランクのコースで。

ほんともう大満足。雰囲気最高、料理も最高、接客も最高。

iPhone撮影はここまで。


料理を食べ終わったら各々自由に船内を見て周ったりデッキに出て福岡の夜景を楽しむ。


P3092620
ロケ地:博多湾     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F1.8     シャッター速度:1/5     ISO感度:200     露出補正:-0.3     焦点距離:45mm


夜景は基本的に三脚を立ててスローシャッターで撮るのだけれども、ここは船。
デッキに三脚立てても足元からゆらゆらしとるっちゅう。

なので明るい単焦点レンズを絞り開放にして撮影した。

が、今思えばISOをあげて少し絞って撮ればよかった。
開放絞りは描写が甘くなる。

シャッター速度も1/5程度ではやはり手ブレが起こって、かなりの枚数撮ったのだがほとんどが
ボツとなった。

写真は能古島、マリノア辺り。


P3092636
ロケ地:博多湾     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F1.8     シャッター速度:1/15     ISO感度:1600     露出補正:+/-0     焦点距離:45mm

福岡タワーを含む福岡の街。

ISOを1600まであげたがそれでもシャッター速度は1/15とあがらない。
僕のカメラではこれ以上ISOをあげるのが不安だったが全然そんな心配することはなかった。

後日もっと高いISOで撮ったがノイズなどほとんど問題なかった。


P3092638
ロケ地:博多湾     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F1.8     シャッター速度:1/100     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:45mm

下の階を照らす間接照明をデッキの吹き抜けから撮影。
ホワイトバランスを暖色系にしてアートフィルターのファンタジックフォーカスで幻想的に。


P3092645
ロケ地:博多湾     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F1.8     シャッター速度:1/25     ISO感度:1600     露出補正:+/-0     焦点距離:45mm

再び福岡タワー。

この写真のように光源にクロスを出すには普通、クロスフィルターというフィルターをレンズに
つけるのだが、僕は持っていないのでオリンパスの画像編集ソフトで加味した。

他の写真も含めてこの写真ももって明るさを抑えて撮ってもよかったな。。。ノイズが。。。

P3092652
ロケ地:博多湾     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F1.8     シャッター速度:1/20     ISO感度:1600     露出補正:+/-0     焦点距離:45mm

我が愛するホークスの本拠地。名称がヤフオクドームに変わりましたね。

P3092695
ロケ地:博多湾     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F2.2     シャッター速度:1/15     ISO感度:1600     露出補正:+/-0     焦点距離:45mm

僕の苦手な苦手な荒津大橋。都市高なのだがここを走行する時は寿命が縮む。
この下を大型貨物船が通るため高く作ってあるのだけれど僕はこういうのが苦手だ。

怖い。

強風で倒壊、ワイヤーが切れて、他の車にぶつかられて、とか色々考えると腰がつりそうになる。

ところでクルージングのコースは、ベイサイドプレイス博多を出て西へ。
福岡の街をゆっくり眺めながら能古島、マリノア辺りまで行く。

湾内クルーズと案内してあったから博多辺りをウロウロするのかと思っていたが結構遠くまで。

折り返した後はまたゆっくりと航行して博多に戻るとちょっと辺りを周って普段見ぬ、色んな角度
から福岡の街の夜景を見せてくれた。

そしてベイサイドプレイス博多へおかえりなさい。

P3092708
ロケ地:ベイサイドプレイス博多     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F11     シャッター速度:2"     ISO感度:200     露出補正:-1     焦点距離:45mm

出発時にはトワイライトタイムだったのがもうすっかり夜。

夜のクルーズも撮っておこうとレンズを向けた。
アートフィルターのドラマチックトーンをかけたがちょっとコントラストが強すぎたか。

クルーズを終えてベイサイドプレイス博多を出たあと、せっかく夜に福岡にいるんだし、という
ことで油山へ向かった。時間もたっぷりあるし。

この油山は福岡の街が一望できるためデートスポットとして夜景が有名だ。

P3092721
ロケ地:油山     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
絞り値:F10     シャッター速度:10"     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:53mm


こちらもドラマチックトーンをかけたが正直汚い。

P3092723
ロケ地:油山     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
絞り値:F11     シャッター速度:10"     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:150mm

今度はクロスプロセスをかけたが、なにやら物々しい雰囲気になった。
でもこの写真、個人的に好きだ。厨二心をそそられる。

かっこいい。。。

P3092735
ロケ地:油山     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R
絞り値:F4.3     シャッター速度:3.2"     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:23mm

先程デートスポットと書いたが、土曜日ということもあってこの日もたくさんの人出だった。
なので夜景全体をクリーンにカメラに収めることはできない。

いっそのこと。。。

ということでちょうどよくカップルがいたのでその2人をシルエットにして作品とした。
光源にクロスを出して更にロマンチックに。

P3092738
ロケ地:油山     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R
絞り値:F3.5     シャッター速度:3.2"     ISO感度:320     露出補正:+/-0     焦点距離:14mm

同じ被写体を今度は魚眼コンバータレンズを装着して撮影。
とても広角に映るのでちょっとしたパノラマだ。素敵な夜を表現できた。


P3092749
ロケ地:油山     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R
絞り値:F5.6     シャッター速度:3.2"     ISO感度:250     露出補正:+/-0     焦点距離:42mm

失敗作だ。
ドラマチックトーンはやはり被写体を選んだほうがいい。

この日は客人、、、というより遠距離恋愛中の恋人を空港へ迎えに行き、天神でコンタクトレンズ
を買い、ヤフオクドームでホークスのオープン戦を観戦し、再び戻って博多でクルージング、そして
油山で夜景を見て、帰る途中に一蘭に寄ってラーメンを食べるというかなりハードなアクションをし
たためもうすっかりくたびれてしまった。
(一蘭大好物です。ファンクラブ会員になるほど)

確か家に着いたのが午前1時前。僕の歳にはちと堪えたがとても素敵ないい1日が過ごせた。


最後に、このブログには掲載できないフォトコン応募作品のURLを貼る。
気に入った作品があれば投票してください。多分投票は会員のみ可能ですが。。。

http://fotopus.com/index.html/module/PhcLibrary/action/ImageDetail/cont_cd/1283018


http://fotopus.com/index.html/module/PhcLibrary/action/ImageDetail/cont_cd/1283016


http://fotopus.com/index.html/module/PhcLibrary/action/ImageDetail/cont_cd/1283013


http://fotopus.com/index.html/module/PhcLibrary/action/ImageDetail/cont_cd/1283015


http://fotopus.com/index.html/module/PhcLibrary/action/ImageDetail/cont_cd/1283017

※なお、フォトコンテストが終了次第リンク切れとなる可能性あり


ということで今日も埋めです

先日からテレビでちょくちょく情報が入ってきていた浜玉町の枝垂れ梅を撮りに。
どういうわけかこの町、枝垂れ梅があちこちある。多い。

野田地区と横田上という山の方へ入っていくのだが迷った迷った。
何せスポットになっているのが個人宅なもんだから地図に表示されない。

小高い丘に登ってみたりあちこち走ったりして何とか見つけ出した。

行ってみると見物客が結構いたが平日ということもあってご高齢の方ばかりだったが、
ちらほら若者もいた。花っていいですよね。うっとりする。

つーことで早速貼っていく。

P3072508
ロケ地:浜玉町野田地区     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F1.8     シャッター速度:1/4000     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:45mm

野田地区の個人宅の梅。ちょっとした人だかりができていたのでその人達が捌けるまで待って
撮影した。樹齢60数年とのことだ。

話は変わるが撮影情報に書いてる通り、新しくレンズを買った。ずっとほしかった45mmのF1.8。
どこを見ても評価が高く、どうしても欲しかった単焦点レンズだ。

上の写真は開放絞りで撮影したが、やはり数段絞って撮ったほうが画が締まりそうだ。


P3072514
ロケ地:浜玉町野田地区     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F2.5     シャッター速度:1/4000     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:45mm

45mmにマクロコンバータレンズを装着して同じ梅を撮影。

焦点距離がこれなので被写体にはあまり寄れないが、それでもいいボケ味だ。


P3072525
ロケ地:浜玉町野田地区     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F3.5     シャッター速度:1/2500     ISO感度:200     露出補正:+0.7     焦点距離:45mm

こちらは先程のお宅のすぐ近くにある、こちらも個人宅の梅。ピンクと白の梅があった。
ピンクの梅の上部分を切り取った写真だ。

枝垂れはどの部分を切り取るかで見え方がかなり変わってくるので、撮影していて楽しいが
それと同時に難しくもある。

実はこの日は87枚撮影したのだが、写りや構図などで選んでいった結果、最終的に18枚まで
減った。その18枚すべて貼る。


P3072532
ロケ地:浜玉町野田地区     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F2     シャッター速度:1/4000     ISO感度:200     露出補正:+0.7     焦点距離:45mm

同じお宅の梅だ。今度はピンクを背景に白を撮った。


P3072553
ロケ地:浜玉町横田上     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8
絞り値:F11     シャッター速度:1/320     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:17mm


場所を変えて横田上。有須田さんというこちらも個人宅ではあるが、ご覧のとおりよその梅とは
規模が違う。本数も多い。こちらだけ200円を徴収されるがその価値は十分にある。

梅が大きいのと被写体との距離が取れないのとで、45mmレンズでは全体図を撮るのが難しか
ったので17mmを使った。


P3072535
ロケ地:浜玉町横田上     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
絞り値:F8     シャッター速度:1/320     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:150mm


マクロ撮影だ。アートフィルターのファンタジックフォーカスをかけて花びらと光の柔らかさを
表現した。うまくふんわりとした写真になったと思う。


P3072543
ロケ地:浜玉町横田上     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
絞り値:F5.6     シャッター速度:1/1000     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:150mm

こちらはキリッとした光と鮮やかな花びらを表現した写真だ。彩度やシャープネスを上げた。


P3072558
ロケ地:浜玉町横田上     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F1.8     シャッター速度:1/2500     ISO感度:200     露出補正:+0.3     焦点距離:45mm

あえて水仙を主役に。見事な枝垂れ梅を脇役に使うという贅沢。
梅はフレームというか、水仙を引き立てる枠みたいに配置して構図を決めた。

だがどうしても鮮やかな梅のほうが目に入ってくるので、アートフィルターのデイドリームを
かけて淡い色にした。

結果白色の水仙が引き立つ写真となった。


P3072560
ロケ地:浜玉町横田上     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F1.8     シャッター速度:1/4000     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:45mm

形のきれいな枝垂れを見つけてシャッターを切った。

そのままでもよかったのだが、色々とフィルターをかけてみるとクロスプロセスが面白い画と
なったのでそれを選んだ。


P3072561
ロケ地:浜玉町横田上     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F1.8     シャッター速度:1/4000     ISO感度:200     露出補正:+0.3     焦点距離:45mm

こちら、梅自体の構図はいいのだが手前に緑の葉が入ってしまいちょっと失敗。

写真を撮る時の画面には絞り値やシャッター速度など様々な情報が表示されているので、
画面の端に写っている余計なものに気づかずにこういうミスをおかすことがわりとある。


P3072562
ロケ地:浜玉町横田上     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F1.8     シャッター速度:1/4000     ISO感度:200     露出補正:+0.3     焦点距離:45mm

幹の形がきれいな木があったので撮影。二段になった枝垂れや花の配置がきれいだ。



P3072564
ロケ地:浜玉町横田上     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R
絞り値:F7.1     シャッター速度:1/320     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:14mm


ここでズームレンズに付け替えて魚眼コンバータレンズを装着。

枝垂れが広がるきれいな全体図を写したかった。


P3072565
ロケ地:浜玉町横田上     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R
絞り値:F5.6     シャッター速度:1/200     ISO感度:200     露出補正:+1.3     焦点距離:14mm

こちらも上に同じ。桜もそうだが枝垂れってほんとかわいらしいというかきれいな形ですよね。


P3072567
ロケ地:浜玉町横田上     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R
絞り値:F6.3     シャッター速度:1/250     ISO感度:200     露出補正:+0.7     焦点距離:14mm

カメラを縦に構えて梅にうんと寄って撮影。
魚眼の表現で前後にも広がりのある立体感のある写真が撮れた。


P3072568
ロケ地:浜玉町横田上     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F1.8     シャッター速度:1/3200     ISO感度:200     露出補正:+0.7     焦点距離:45mm

背景ボケをうまく使った写真を撮りたかった。
これでもきれいではあるがちょっと今ひとつかな。

枝垂れも中途半端に画面から見切れ、主役と背景の割合もイマイチだ。


P3072577
ロケ地:浜玉町横田上     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F1.8     シャッター速度:1/4000     ISO感度:200     露出補正:+0.3     焦点距離:45mm

今度は白い梅を主役にピンクの梅を背景に。

主役と背景のバランスはよかったとは思うが、こちらも上の写真と同じく今ひとつだ。
もう少し下から構えると白の枝垂れが収まってよかったかな。


この日は夕方から用事があり、この辺りでお開きとした。


最後に、用事の途中でなんとなく撮った写真を貼っておしまいとする。


P3072582
ロケ地:ベゴニアガーデン     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F5.6     シャッター速度:1/2000     ISO感度:200     露出補正:+0.3     焦点距離:45mm

先日に書いた記事で紹介した鏡山の中腹にあるベゴニアガーデンから。
群生する菜の花を前ボケに虹の松原を望む海を撮影。

下の写真も同じ。

↓↓先日の記事↓↓
鏡山に行ってきたよ!!


P3072584
ロケ地:ベゴニアガーデン     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F5.6     シャッター速度:1/1250     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:45mm


おわり。


 

ということで今回は梅です。

牛尾梅林に行ってきた。行ったのは木曜の素晴らしい快晴の日。
実はこの2日前の火曜日にも行ったのだがその日は生憎の雨で花もまだ7分咲き程度だった。

ところが前日までの低気温と打って変わって水曜から急に暖かい春の陽気になり、
翌日には確か春一番が観測された。

これは花も開いたんじゃないか、天気もいいし、ということで木曜日にカメラを持って出向いた。

この牛尾梅林、近年ようやく有名になったブラックモンブランの竹下製菓のすぐ近くにある。

竹下製菓HP


複数の農家さんの梅林の集合地らしいのだが、縁日を出していたおばさんとお話したところ、
品種が色々あるので一斉に満開ということにはならないとのことだった。

それでも僕が行った時はおおかたの梅が満開で素晴らしい光景だった。

NHKの取材が来ており、梅を描いていた高齢の絵描きさんのインタビューが行われていた。
そのあと僕もインタビューを受けたので、写真を撮りに来たんですようんたらかんたらと応えた。
その映像が使われるかどうかはわからないが放送日を聞くのを忘れたので確認できない。

絵描きさんの絵だが、これがとても色鮮やかな油絵で描写が的確、まるで写真のような風景だった。

僕は共鳴するようにライバル心を燃やして写真を撮りまくった。


まずは広角の写真から。

敷地が広大なので全体図の撮影は無理だが、およそこういうところだというのをこの写真で
わかって頂ければと思う。

P2282461
ロケ地:牛尾梅林     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R
絞り値:F8     シャッター速度:1/400     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:14mm


冴え渡る青空、澄んだ空気、豊かな緑、鮮やかな梅の花。
とても気持ちいい景色で深く息を吸い込むともうそれだけで幸せ。


P2282393
ロケ地:牛尾梅林     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8
絞り値:F4.5     シャッター速度:1/1600     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:17mm


もうすぐそこまで来ている春にそっと手を差し出すような梅の枝を青空に捉えた写真。
アートフィルターのトイフォトをかけ、階調をローキーに仕上げた。


P2282399
ロケ地:牛尾梅林     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8
絞り値:F2.8     シャッター速度:1/4000     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:17mm

こちらは鮮やかな空の色と淡い梅の色を表現したかったので彩度を少しだけあげて仕上げた。

太陽が右上にあり宇宙が少しグラデーションがかっていたのでそこに向かって枝を伸ばすよう
に画角を合わせた。


P2282401
ロケ地:牛尾梅林     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8
絞り値:F2.8     シャッター速度:1/4000     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:17mm

空を背景に濃い赤色の梅を撮影したがあまり面白い写真にならなかったのでリーニュクレール
をかけた。
それでもあまり好みにはならなかったがこれはこれでイラストのようでいいんじゃないかしら。


P2282408
ロケ地:牛尾梅林     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
絞り値:F10     シャッター速度:1/500     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:138mm


ここからマクロ撮影した写真になる。

目一杯に開いて太陽を向いている花を撮影。アートフィルターのポップアートをかけてホワイト
エッジのエフェクトを追加。

花びらの淡いピンクは出せたが他の部分にまで暗いマゼンダが出てちょっと汚い。


P2282413
ロケ地:牛尾梅林     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
絞り値:F22     シャッター速度:1/50     ISO感度:200     露出補正:+1     焦点距離:140mm

こちらはファンタジックフォーカスをかけて現像した。
真っ白な花びらがとても純潔で清楚な梅の気持ち。上品な花だ。


P2282409
ロケ地:牛尾梅林     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
絞り値:F8     シャッター速度:1/400     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:138mm

こちらは赤の梅。画角内のほとんどを花で敷き詰め、前ボケ、背景ボケでああきれい。


夢中になって写真を撮っていると何やらブンブン聞こえてきた。が、一向に姿が見えない。
音のする方に動いて探してみると…いた。


P2282419
ロケ地:牛尾梅林     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
絞り値:F22     シャッター速度:1/80     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:150mm

ミツバチだ。

こいつ…嬉しそうにケツ振ってやがる…

春の恵みにとても嬉しそうに、でも忙しそうに蜜を集めてました。かわいい。。。


P2282420
ロケ地:牛尾梅林     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
絞り値:F22     シャッター速度:1/80     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:150mm

ミツバチと花の組み合わせって映えますねー。あー春だなーって。


P2282421
ロケ地:牛尾梅林     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
絞り値:F22     シャッター速度:1/60     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:150mm

僕ほんとリーニュクレール大好きだな。

ミツバチがお尻向けちゃった状態の写真があったのでそのままじゃあれかなーってことで
リーニュクレールかけた。

困った時のリーニュクレール。男は黙ってリーニュクレール。


そうそう、牛尾梅林は何も梅しかないわけじゃないよ。もちろん他の花だって咲いてます。

P2282425
ロケ地:牛尾梅林     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R
絞り値:F11     シャッター速度:1/320     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:42mm


足元に目を向ければほら、こんなに色んな春が。タンポポだね。

絶対に見逃せない春がそこにはある。


P2282428
ロケ地:牛尾梅林     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R
絞り値:F9     シャッター速度:1/200     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:42mm

タンポポの写真にも写ってるけど、オオイヌノフグリ。
ちなみにフグリはキ◯タマって意味だね。

なんでそんな可哀想な名前つけられたんだろう、こんなにも可愛い花なのに。。。
ってことでググってみると、果実が犬のキ◯タマに見えるかららしい。


   _人人人_
  >  直球  <
     ̄Y^Y^Y^ ̄ 


日本のイヌノフグリより大きいのでオオイヌノフグリという名前が付けられたとのこと。不憫だ。。。


他にもこんなのがいましたよ。

P2282427
ロケ地:牛尾梅林     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R
絞り値:F8     シャッター速度:1/200     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:40mm

これはなんという花なのでしょうか?

ググったけど似たような春の花が多くてわからなかった。ガーデンセージ?
何にせよ可愛らしい花の形だ。


P2282469
ロケ地:牛尾梅林     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R
絞り値:F8     シャッター速度:1/320     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:14mm

菜の花の群生はやっぱりいいですねー。なごむ。

魚眼コンバータレンズを使っているので写真上の道は湾曲してます。


P2282436
ロケ地:牛尾梅林     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R
絞り値:F5.6     シャッター速度:1/500     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:42mm

梅に戻って。。。

これは円形ボケを作るためにウロウロしてやっと撮れた写真。
日に当たっている緑の葉を探して絞りを適切な値にして撮影。

円形ボケは日差しの柔らかい暖かさが伝わっていいね!


P2282449
ロケ地:牛尾梅林     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R
絞り値:F9     シャッター速度:1/400     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:14mm

ここからはちょっとした遊び心で撮った写真。
魚眼コンバータレンズをつけて地面に這いつくばって撮った。

地面の湾曲と枝の広がりが面白い。
クロスプロセスをかけたけどちょっと色が毒々しかったかな。

この日は僕と同じようにカメラを持った人が多く、この写真を撮った時も僕の隣に同時に
写真を撮っているおじいちゃんがいた。

ふと横を見ると僕とまったく同じ体勢で地面に這いつくばって撮影されていたので思わず
吹くところだった。

その奇異な光景に他の見物客はみんなこちらを見ていたけど恥ずかしがってちゃ写真は
撮れん。気にしない気にしない。堂々と。


そういえばまったく知らないおばちゃん3人組から
「あら~私たちがモデルになっちゃろか~あきゃきゃきゃきゃwwwwwwww」
「私たちじゃ写真にならんやろwwwwwwwwwwwwっw」
「でもほら美人ばかり3人もおるっちゃけんよか写真になるばーいwwwwwww」
って声をかけられた。

「いやー僕のせいでせっかくの美人が台無しになったらいかんけんwww」
っつって逃げた。


逃げた先で撮った写真もなかなか面白いですよ。

P2282471
ロケ地:牛尾梅林     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R
絞り値:F8     シャッター速度:1/320     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:14mm

言わずもがな、これも魚眼コンバータレンズ。
目一杯梅に近づいて撮った写真だ。

激しく枝が湾曲して面白い写真になった。

何か透明のものを包み込むように枝が伸びているようだ。
まるで暖かい日の光をすべての枝で逃さないように捉えようとしているかのよう。


P2282472
ロケ地:牛尾梅林     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R
絞り値:F10     シャッター速度:1/500     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:14mm

完全逆光での撮影だ。

2本の梅の幹で太陽を挟むように画角を決めて撮った。
その2本の梅の花や奥にある花の配置がうまく決まったと思う。

残念ながらゴーストが出てしまったが。。。

生のままでは当然色味が激減してしまっていたので彩度をうんと上げた。
それでもなかなかいい写真になったがもっと面白くしようとリーニュクレールをかけた。

ほんと僕好きだなリーニュクレール。

太陽を二の丸構図にしたのもあってそれを囲うように隅にピンホール効果を足した。


カレンダーのためにも3月になったら梅を撮ろうと構えていて、今回本当は枝垂れ梅を
狙っていたのだが、残念ながらこの梅林にはなかった。

枝垂れ梅ってどうも個人の敷地内にばかりあるようだ。どこかのお宅にお願いするしかないかな。
 
 

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