気のまま旅行/気まぐれ写真

ミラーレス一眼で撮影した写真や旅行、ロケ地のことを。
鷹ファンなのでその辺りや趣味のカクテルの話、映画や音楽のこと
その他色んなジャンルのことを色々と。。。

2014年06月


これまでのボートレースの撮影は40-150mmのレンズを使用していたのだけれど、もっと長い
玉がどうしても欲しくなって75-300mmを購入した。

これ
OLYMPUS│M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 Ⅱ

もちろんボートレース撮影がメインの用途。野鳥や動物を撮ってもいいなーって。

それで40-150mmは手放したんだけど、ちょっと後悔。この焦点域のズームレンズがないと
時々困るシーンに遭遇する。

今年中にオリンパスからPROレンズシリーズの40-150mmF2.8が出るらしいからそれを
買おうと画策はしているけど、価格が心配だ。
(ところでこの”PRO”って名称はどうなんだろう)


さて、レンズが届いて早速ボートレースを撮りに行った。

価格的にも外装的にも描写も位置づけとしてもそんなにいいレンズではないのだけれど、
35mm換算で150-600mmのズームなのでやはり便利は便利だ。

超望遠といえば2015年内には300mmF4のPROレンズが発売されるらしい。
他にもF2.8通しの超広角もPROレンズシリーズで出るようだが、どちらも買えるかどうか…


話を戻してこの75-300mm、超望遠でありながら余裕で手持ち撮影できる。軽い!
ま、外装プラスチックだし。

なので1マーク付近にいても手持ちでぶんぶん振り回して2マークのターンも撮れる。

P4010119

ちなみにボートレースは1レースが3周1800m。1周600mなので1マークから2マークまでの
距離は単純計算で300mということになる。


前回の記事でも書いたけどE-M1にカメラを替えてからは流し撮りがとてもやりやすくなった。

関連記事:Guess who ?


P4010363

ホームストレッチを航行する濱村芳宏選手を流し撮り。シャッタースピードは1/20秒。



P4010481

とはいえドンピシャで当てるのはやはり難しい。。


P4010585

黄色の5号艇が跳ねてプロペラまで水面上に出てしまっている。当然このあと失速。

前にも書いたかも知れないけど僕が撮影に行っているからつ競艇場は客席側から水面側を
見ると午前中は逆光になる。なのでこういう風に背景を落とした写真になって水しぶきが映える。


P4010684

3号艇が水の羽衣をまとっているように見える。写真で止めてみるとすごいしぶきだなと改めて
思う。こんな視界の中を疾走しながらボートで混み合うターンマークを回ってるんだと驚く。


P4010734

テレ端300mmで豪快な水しぶきを切り取った。


P4010839

2マークの接戦。


P4010962

かわいいヘルメットの選手がいたので慌てて撮ったら露出オーバー。


P4011116

ターンしながら相手と目線の火花を散らす。


P4011126

ウィリー。かっこいいけどこうなると失速。


ターンの撮影はだいたい連写で撮るのだけれどこの日は面白いものが撮れた。
というより危ないシーンだ。

7連写の連続写真。

P4011269
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P4011272
P4011273
P4011274
P4011275

よく転覆しなかったものだ。


ダイナミックで豪快なターンや緻密なターンもボートレースの面白みだとは思うが、こういった
危険なシーンもボートレースの醍醐味だと思っている。


まさに水上の格闘技だ。


今日の記事はもう3ヶ月も前の話。
オリンパスのデジタルカレッジ(いわゆる写真教室兼撮影会)に参加してきた。

ずいぶんブログを放置したもんだ。


場所は福岡県は柳川市、タイトルの通りひな祭りだ。
さげもん(さげものの方言訛り)という吊るして飾る雛飾りが有名だ。

柳川市観光協会HP│柳川雛祭り さげもんめぐり


柳川の駅で講師の斎藤功一郎先生と他の参加者の方々と合流。
参加者の方々は既に顔見知り同士という人が多かったが、僕はまだカメラを買って日が浅いのも
あり、知っているのは昨年秋の撮影会に参加されていた1名の方のみだった。

知らない人ばかりで最初少し緊張したがみなさん和気あいあいとしていてすぐ慣れた。
というより写真撮るのに必死になるので撮影にすぐ夢中になりそんな場合じゃなくなった。

後日、ユーストリームにて公開講評があるということもあり…。


当日はとても気持ちのいい陽気に包まれてまさに撮影会日和。
きらびやかで艶やかなひな祭り衣装をまとった女の子たちが渡船に乗って川を下っていく様を
見て、心まで陽気に包まれた。


今回はブログということでたとえ祭りの参加者でも未成年の顔が写っている写真は掲載を控える。


P3160001

舟の係留所。いわばタクシー会社みたいな。


P3160013

ひな祭りの水上パレードの前後は一般の観光客たちを乗せて川を巡る。


P3160029

ひな祭り水上パレードの様子。

FH000007

雅だ。OM-4で撮影。


P3160058

これがさげもん。
街のいたるところにこの飾りが下げてあった。


どの舟の船頭さんも乗せているお客さんに街の歴史や見どころなどを面白おかしく話しながら
舟を進めていたが、若い船頭さんだけが行うパフォーマンスがあるという。

街を撮り歩いているとやってきた舟からそう言う船頭さんの声が聞こえてきて、みんな一斉に
カメラを構えた。

この様子を連続写真で。

P3160065

P3160066

P3160067

P3160068

P3160069

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P3160072

簡単そうに見えるけどちょっと間違えると川に落ちたり、間に合わなくなってお客さんだけを乗せた
舟が船頭さんを置き去りにして進んで行ったりと、意外と大変なパフォーマンスなのかも知れない。


昼食は柳川名物の鰻を。
最近鰻に関する暗いニュースが多いね。将来手が出せなくなるのだろうか。。


P3160077

昼食を摂った食事処の前を流れる川。川にそって工芸品などのお土産屋さんが並び、一番の
人口密度だった。


さげもん祭が終わったあと、偶然この日に結婚式挙げられるカップルがいてサプライズ。


FH000035-1-1

新郎新婦を乗せた舟は、その場に立ち合わせた観光客や街の人たちに祝福されながら、
式場となる旧柳川藩主別邸の御花へと川を進んでいく。

柳川藩主立花邸御花HP


FH000021

FH000031


P3160323-1

なんだかこちらまで幸せな気分になる、素敵な一日だった。



去年の同じ時期に唐津市浜玉町に梅を撮りに行った。

関連記事:うめー写真が撮れた???


また同じところに撮りに行ってもなあとは思ったが、去年撮った写真と見比べてみてカメラやレンズ、
写真の腕なんかを比較してみても面白いかなと思って撮りに行った。


結果としてはそんなに大差ないように見えて構図やピント位置なんかの細かい部分で少しは上達
できてるのかな、とも思う。

彩度も前のはやたらあげているようだ。当時のカメラの傾向なのか後処理でやったのかは思い出せ
ないが、えらくマゼンダが被っている。


あとなんだかんだ言って結局去年と同じような写真を撮っていることに気づいた。

帰ってきてPCで見比べてみてそれに気づいて驚いた。
一度染み付いた型や傾向ってなかなか抜け切らない。


さて、今回の写真。

FH000028

これはNikon F3で撮った写真。レンズはAi-s 50mmf1.4だ。レンズこれしか持ってない。


この写真、去年とまったく同じ構図で撮った。こちらは意図的に。
去年はE-PM1と45mmで撮ったが、同じものを同じようにフィルムカメラで撮ってみたかった。


それからF3ではこんなものも撮ってみた。

FH000025

初ポートレート(笑)

フィルムの粒子感は場合によっては邪魔になるけれど味にもなるなあ。
この時のフィルムはコダックのSuperGold。ややシアンがかった寒色系の色合いになる。


FH000015

こちらはOM-4で撮った写真。空の明るさに引っ張られて暗めに写りそうだったので、カメラの
スポット測光機能を使って梅を中心に3点測光し、そこからプラス補正した。

+0.7補正したがやや明るすぎたかも知れない。あるいは補正なしでもよかったかも。


もちろんデジタルカメラも持っていった。続いてE-M1。

P2220074

しゃがみ込んでカメラを地面に置き、モニターをチルトして12mmで撮った。


P2220109

 こちらは60mmマクロで撮った。ハチがいたのでそれを追いかけて撮った。
去年来た時はマクロレンズは持っていなかったので(マクロコンバータは持っていたが)、
ちょっと撮ってみたかった。


マクロレンズといえば、こんなのも撮った。

P2220058

宙玉というものを使って撮った写真だ。
知っている人も多そうだしググればすぐに出てくるので説明は割愛。

公式(?)で説明があったようにチップスターの空き筒を加工して宙玉をはめ込んだが、僕は
少し工夫してその筒を伸縮できるようにした。

1

付箋を目印にカットして、、

2

連結。

真ん中の筒は、両端の筒より径が小さくなっていて前後に長さを変えられるようになっている。
つまりマスターレンズであるマクロレンズから宙玉までの距離を変えながら撮影ができる。

輪切りにした筒から3cmほど縦に切り抜いて、また円状に繋げば径の小さい筒ができる。

そしてそれを黒で塗装。

3

完成。もちろん内側も。内側は反射しないようにマットの黒で塗装した。


ただこの宙玉。当たり前だけれど何のコーティングもしていないので埃が用意に付着したり、
汚れるとなかなか取れなかったりと扱いに少し気を使うため、この梅を撮ったあとは一度も
持ち出してしない。

アイデア次第では面白い写真が撮れるので何か思いついたらまた持ち出して使ってみようと思う。



 



だいぶ放置気味だった。存在すらすっかり忘れてしまっていた。
前回の徐福サイクリングロード の後から順を追ってぼちぼち更新していこう。


今年の2月21日の夜に唐津市内をサイクリングしながら撮った写真だ。
とは言っても思っていたより寒すぎて結局唐津城界隈の夜景しか撮っていないのだけど…。


そういえば最近木に凝っている。木の形。ひとつひとつ幹の立ち上がりや枝ぶりが違っていて
強い生命力を感じたり力強さやど根性を感じたり、あるいは繊細な美しさを感じたりと飽きない。


P2080001

こちらの撮影はE-M1。


FH000018-1

こちらはOM-2。
フジのモノクロフィルムで初めて撮るということで他にも色んなものをモノクロの画を頭の中で
描きながら撮った。

FH000019-1


FH000022-1



FH000029-1

モノクロで撮るだけでカラーだとそうでもないものがそれらしくいい感じに写ってしまうので
あまり迂闊にモノクロで撮りたくはないのだけれど。


さて、話を戻して唐津の夜景。
この撮影が最近購入したNikon F3の初使用となった。


まずはOM-4で撮ったものから。

FH000001

ポツポツと写ったチリ跡の処理を行っていないのでちょっと汚い。


FH000006

こちらはF3で撮った写真。現像はカメラのキタムラに出してデータCDでもらった後、チリ跡の
処理を行った。F3で使っている唯一のレンズAi-s50mmF1.4がゴミの混入が多くてこう
いった処理をしないとかなりひどい写真になってしまう。


P2210041

こちらはE-M1。改めて技術の進化ってすごいなあと。


すべて車通りの多い道路から河川敷に降りて撮った写真。
夜にこういうところにぽつねんと一人過ごすのは気味が悪いのだけど、そこは我慢してじっくり
撮った。まずE-M1で撮ってそのF値とシャッター速度を、OM-4とF3それぞれに入っている
フィルムの感度に合わせて変更して撮った。いわばE-M1を露出計代わりに使った。


FH000015

場所を松浦橋に移して撮影。F3。


P2210049

んでこっちがE-M1。レンズは45mmF1.8。


P2210046

やや寄って75mmF1.8でも撮ってみた。

ここから更に進んで唐津の商店街なんかをブラブラするはずだったのだけど、上述の通り
あまりに寒くて断念。車を駐めた場所までリターンして帰った。


さて、F3を使ってみての感想。

フィルムカメラは他にOM-2とOM-4しか持っていないので自ずと比較対象はそれらになるが、
F3は重い、そしてでかい。

ただ、その分ホールド感はF3のほうが分がある。

シャッターの音もF3のほうは大きくてびっくりした。TPOによってはあの音が心地よかったりもする
のだが、、、ミラーショックも大きいのは難点だ。


操作感は手持ちで撮るなら断然OMのほうが使いやすい。圧倒的に。

シャッターダイアルがマウント基部に配してあるのでファインダーを覗きこんだまま、左手をレンズ
の絞りリングやピントリングからほとんど動かすことなく、同じ感覚でシャッター速度を変えられる。

今回のように三脚に乗せて撮るのなら天面にシャッターダイアルがあるF3のがいいかも知れない。


OMと言えばレンズ脱着ボタンがボディではなく、レンズ側に付いていることに驚いた。
そしてこれがやりやすいことやりやすいこと。

ボディは左手でしっかりホールドして右手親指で脱着ボタン押しながら捻るだけだもの。

E-M1を含め他のカメラでは左手でカメラをホールドしつつ人差し指やら中指やらで脱着ボタンを
押さなきゃいけないため、手が小さい僕はなかなか不安定でツルッとカメラを落としてしまいそうだ。

個人的には絶対にレンズ脱着ボタンはレンズにあったほうがいい。


さて、久しぶりに記事を書いて思ったけれど、、、

この記事を書いてる今はもう梅雨の時期でかなり暑いのに、寒い時のことを思い出しながら文章を
書いているとなんだか段々涼しくな…


ったらいいのになあと思いながら汗を拭いている。


 

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