オリンパスのカメラに搭載されているアートフィルターの中でリーニュクレールとウォーターカラー、
この2つは特にお気に入りなのだが非常に残念なことに僕のカメラ(E-PM1)には未搭載だ。
(他にも僕のカメラに搭載されていない フィルターがいくつかあるが…)

なので僕がこの2つを使いたい場合、RAWで撮影して自宅に持ち帰りPCソフトの
OLYMPUS Viewer 2(OV2) で編集、現像する際にフィルターをかけるしかない。

そうすると当然、フィルターがかかった状態のイメージを確認しながら写真を撮影することができないため、
どういう写真ができあがるかは自宅で編集するまでのお楽しみということになる。

お楽しみというとなんだかいい感じに聞こえるが、要するに写真を撮って自宅で編集して効果がうまく出ず
がっかりということが多発するわけだ。
もちろん撮り直しもできない。撮り直すならばもう一度写真を撮った場所まで出かけなければならないからだ。

特にリーニュクレールとウォーターカラーは原画からの変化が激しいのでなかなかうまくいかない。

どううまくいかないかというと、まずリーニュクレール。
こちらは何故か写真に黒いボツボツができて画が汚くなる。AVのモザイクか?みたいな感じなる。
理由はわからん。他のパロメータをいじる必要があるのか、被写体を選ぶのか。。。

ちなみに搭載されているカメラで撮るとどこをどう撮ってもきれいなイラストみたいに写る。


ウォーターカラーのほうはなんだか写真が真っ白になる。
暗くしようと露出を下げると何故か更に白くなる。なんだこれ。

ちなみに 搭載されているカメラで撮ると水彩画のように写る。


どうにかうまくいかないものかとさっき部屋の中をあちこち撮影してそれぞれで試してみた。

結果を先に書くと、リーニュクレールのボツボツは編集後に更新ボタンを押したらきれいになった。
つまり僕がこれを押さなかったのでボツボツなってただけだったようだ(笑)
ただ野外の写真では試してないのでどうなるかはまた今後色々試したい。

ウォーターカラーは色味のある被写体がより効果が出るようだ。
画角内に色が少ない場合に画面のほとんどが白になってしまう模様。

それでもやはり元から搭載されている機種で撮るよりは劣るようだ。。。

リーニュクレール
P1291792
わりときれいなイラスト風な写真にはなったがよく見るとところどころボツボツが残っている。
どうしたらきれいになるのか、OV2でかけるフィルターには限界があるのか、わからない。

それと、何故か中央付近が明るくなってしまった。こういう仕様かとも思ったがお店にいった時に
搭載機で試した際はこうならなかった。
色々むしゃくしゃしたのでピンホール効果を出して四隅を暗くしたらまあ見れる写真にはなった。


ウォーターカラー
P1291792-1
こちらは結構きれいになった。やはり画角に色があったほうがきれいになるようだ。
本棚の辺りなんか水彩画そのものだ。

どちらのフィルターもまだまだ使いこなせていないがともに素晴らしいフィルターなので
色々試してなんとかものにしたいものだ。

とは言えその頃にはもうどちらも搭載されたカメラを買っていそうだが。。。