今日は午後から玄海町にロケハンに行った。
というのもこういうものが開催されているからだ。
第10回 元気です!玄海町 フォトコンテスト
近頃原発問題で色々と話題の玄海町。
写真を撮って画になる場所を調べてみたのだがどうも浜野浦の棚田ぐらいしかないようで
それだと応募者のほとんどが同じ場所を撮影することになる。
ということで何かおっと思わせられるような場所がないかとロケーションハンティングをする
ことにした…つもりだった。
まず最初に三島公園に行った。ここには360度見渡せるパノラマビューポイントがあると
いう情報をネットで得ていたのだ。
そこにはパレアという温泉施設があって老人や子供連れの家族で賑わっているようだ。
目前には海だ。
この後には轟木の滝へ行き、辺りをブラブラしてから最終的に浜野浦の棚田にも行ってみる、
そういう予定で動いた。
最初に三島公園に到着し、駐車場に車を駐めて公園の散歩道の方へ向かっていた。
機材を確認しながら歩いていると後ろのほうから何か変な声が聞こえてくる。
猫…?にしては変な声と思って振り返ると毛むくじゃらでぺったんこの変な生き物がいた。
ぺったんこ???
近づいてよく見ると4本の足がすべて側溝の穴に落ちて動けなくなっている子猫だった。
声が変なのは相当弱っていたからのようだ。
どういう状況だったか、説明が難しいので絵に描いてみた。
まぬけな猫だなあと思いながら助けだして公園の方に歩き出そうとすると何とまた
同じ穴に落ちた。
大丈夫かこいつ…
再度助け出すと今度は足にまとわりついてくる。
踏まないように少し早歩きしてもついてくる。
どうしたものかとしばらく堤防に腰掛けて眺めていると子供連れのパレア客が寄ってきて
そのうちその人数が増えてきた。
このまま帰るとなんだか僕が捨てたみたいに思われる雰囲気になってきた。
ええいままよと公園の方に歩き出した。
後ろを見ると。。。
ついてきてる…
結局公園までついてきて、階段や段差があるとみゃーみゃー鳴いて助けろと僕を呼ぶ。
僕も僕でそのまま逃げることもできずに抱きかかえて段差をクリアしてあげる。
パノラマビューポイントだが行ってみるといい眺めではあったものの誰もの目を引くような
主役となる被写体がなくここでの撮影は諦めた。
駐車場に戻った。
もちろんこいつも。
こいつは捨てられたのだろうか。となると食事すらまともに摂っておらずかなり弱っているだろう。
ロケハンどころじゃなくなり泣く泣く帰ることとした。
ただ通り道にある浜野浦の棚田だけ寄ってきた。
地元の人に話を聞いた結果、田植えが終わる4月末から5月頭頃が一番見栄えがいいよ
とのことだった。
最悪の場合ここを撮影してフォトコンに応募しようとは思うが、やはりまた別の機会にでも
ロケハンをして他の人が撮らないような被写体を探そうと思う。
さて帰ろうと車に戻ると、、、
寝とる。。。
ああそういえばこいつには何を与えればいいのだろうと悩んだがツイッターで親切な人が
色々と教えてくれて、その助言に従って帰る途中ペットショップに寄り、ミルクと哺乳瓶を購入。
生後どのくらいなのかすらわからないので念のためベイビーキャット用の猫缶も。
そうこうして結局自宅まで連れ帰ってしまった。
車の中ではずっとここに。
退けても退けてもここに。
自宅で車を降りてダンボールを用意し戻ると。。。
これ、何も僕に懐いているわけじゃなくて寒いから僕にひっついてきてただけか、と理解。
言っておくが僕だってこいつのこと好きなわけじゃない。猫なんて嫌いじゃないが好きでもない。
犬のように言うことを聞くわけでもないし、化け猫とかマジ無理。
こうして世話してるのだってただ単に、お前の命は俺の手に委ねられているんだぞという
支配感が心地良いからであって、決して僕が守ってあげないとなんてことは考えてない。
それに欲しいという人を見つけたらさっさと譲るつもりだし全然手放したくないなんて思ってない。
家に帰ってぬるま湯で湿らせたクロスで目ヤニを取ってあげたのも優しさとかじゃなくて
汚らしいと思ったからだし、ミルクをあげてるのもそうしないとみゃーみゃー鳴いてうるさいから
であって決して飲んでる姿を見てかわいいなんて思ってない。
新聞紙を細かく千切って箱に敷き詰めその上にバスタオルを敷き、更にいらなくなった古着
なんかと入れて暖かくしたのも、寒いねえプルプル震えてかわいそうになんて思ったからじゃ
なくて家で死なれると嫌すぎる、ただそれだけ。
大体猫アレルギーでこいつと一緒にいると目は痒いし鼻水だってズルズル出るにもかかわらず
連れて帰ったのだって、ああこいつはいい被写体になるなと思ったその理由ただ一点だけだ。
だからこんな写真だって撮っちゃう。
ちなみにこれまでの写真は全部iPhoneでの撮影でここからはカメラでの撮影。
ロケ地:--- カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F1.8 シャッター速度:1/320 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
目ヤニで右目が引っ付いちゃってて人相(猫相?)悪い。
今はきっちり開いてる。お目目パッチリ。
ロケ地:--- カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F1.8 シャッター速度:1/15 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
いい具合に振り返ってんじゃねえよ。
ロケ地:--- カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F1.8 シャッター速度:1/20 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
どこ見てるの?こっちこっち。
ラフモノクロームで現像。
ロケ地:--- カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F1.8 シャッター速度:1/60 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
みゃーって言うな。
デイドリームで現像。
ロケ地:--- カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F1.8 シャッター速度:1/2500 ISO感度:1000 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
新聞紙だけじゃ寒いって文句言うな。後からちゃんとバスタオル入れてやっから。
クロスプロセスで現像。
ロケ地:--- カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F1.8 シャッター速度:1/3200 ISO感度:1000 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
バスタオル入れてあげた途端におとなしくなってんじゃねえよ。暖かかったかこのやろう。
リーニュクレールで現像。
とっても…
かわいいです…
というのもこういうものが開催されているからだ。
第10回 元気です!玄海町 フォトコンテスト
近頃原発問題で色々と話題の玄海町。
写真を撮って画になる場所を調べてみたのだがどうも浜野浦の棚田ぐらいしかないようで
それだと応募者のほとんどが同じ場所を撮影することになる。
ということで何かおっと思わせられるような場所がないかとロケーションハンティングをする
ことにした…つもりだった。
まず最初に三島公園に行った。ここには360度見渡せるパノラマビューポイントがあると
いう情報をネットで得ていたのだ。
そこにはパレアという温泉施設があって老人や子供連れの家族で賑わっているようだ。
目前には海だ。
この後には轟木の滝へ行き、辺りをブラブラしてから最終的に浜野浦の棚田にも行ってみる、
そういう予定で動いた。
最初に三島公園に到着し、駐車場に車を駐めて公園の散歩道の方へ向かっていた。
機材を確認しながら歩いていると後ろのほうから何か変な声が聞こえてくる。
猫…?にしては変な声と思って振り返ると毛むくじゃらでぺったんこの変な生き物がいた。
ぺったんこ???
近づいてよく見ると4本の足がすべて側溝の穴に落ちて動けなくなっている子猫だった。
声が変なのは相当弱っていたからのようだ。
どういう状況だったか、説明が難しいので絵に描いてみた。
まぬけな猫だなあと思いながら助けだして公園の方に歩き出そうとすると何とまた
同じ穴に落ちた。
大丈夫かこいつ…
再度助け出すと今度は足にまとわりついてくる。
踏まないように少し早歩きしてもついてくる。
どうしたものかとしばらく堤防に腰掛けて眺めていると子供連れのパレア客が寄ってきて
そのうちその人数が増えてきた。
このまま帰るとなんだか僕が捨てたみたいに思われる雰囲気になってきた。
ええいままよと公園の方に歩き出した。
後ろを見ると。。。
ついてきてる…
結局公園までついてきて、階段や段差があるとみゃーみゃー鳴いて助けろと僕を呼ぶ。
僕も僕でそのまま逃げることもできずに抱きかかえて段差をクリアしてあげる。
パノラマビューポイントだが行ってみるといい眺めではあったものの誰もの目を引くような
主役となる被写体がなくここでの撮影は諦めた。
駐車場に戻った。
もちろんこいつも。
こいつは捨てられたのだろうか。となると食事すらまともに摂っておらずかなり弱っているだろう。
ロケハンどころじゃなくなり泣く泣く帰ることとした。
ただ通り道にある浜野浦の棚田だけ寄ってきた。
地元の人に話を聞いた結果、田植えが終わる4月末から5月頭頃が一番見栄えがいいよ
とのことだった。
最悪の場合ここを撮影してフォトコンに応募しようとは思うが、やはりまた別の機会にでも
ロケハンをして他の人が撮らないような被写体を探そうと思う。
さて帰ろうと車に戻ると、、、
寝とる。。。
ああそういえばこいつには何を与えればいいのだろうと悩んだがツイッターで親切な人が
色々と教えてくれて、その助言に従って帰る途中ペットショップに寄り、ミルクと哺乳瓶を購入。
生後どのくらいなのかすらわからないので念のためベイビーキャット用の猫缶も。
そうこうして結局自宅まで連れ帰ってしまった。
車の中ではずっとここに。
退けても退けてもここに。
自宅で車を降りてダンボールを用意し戻ると。。。
これ、何も僕に懐いているわけじゃなくて寒いから僕にひっついてきてただけか、と理解。
言っておくが僕だってこいつのこと好きなわけじゃない。猫なんて嫌いじゃないが好きでもない。
犬のように言うことを聞くわけでもないし、化け猫とかマジ無理。
こうして世話してるのだってただ単に、お前の命は俺の手に委ねられているんだぞという
支配感が心地良いからであって、決して僕が守ってあげないとなんてことは考えてない。
それに欲しいという人を見つけたらさっさと譲るつもりだし全然手放したくないなんて思ってない。
家に帰ってぬるま湯で湿らせたクロスで目ヤニを取ってあげたのも優しさとかじゃなくて
汚らしいと思ったからだし、ミルクをあげてるのもそうしないとみゃーみゃー鳴いてうるさいから
であって決して飲んでる姿を見てかわいいなんて思ってない。
新聞紙を細かく千切って箱に敷き詰めその上にバスタオルを敷き、更にいらなくなった古着
なんかと入れて暖かくしたのも、寒いねえプルプル震えてかわいそうになんて思ったからじゃ
なくて家で死なれると嫌すぎる、ただそれだけ。
大体猫アレルギーでこいつと一緒にいると目は痒いし鼻水だってズルズル出るにもかかわらず
連れて帰ったのだって、ああこいつはいい被写体になるなと思ったその理由ただ一点だけだ。
だからこんな写真だって撮っちゃう。
ちなみにこれまでの写真は全部iPhoneでの撮影でここからはカメラでの撮影。
ロケ地:--- カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F1.8 シャッター速度:1/320 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
目ヤニで右目が引っ付いちゃってて人相(猫相?)悪い。
今はきっちり開いてる。お目目パッチリ。
ロケ地:--- カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F1.8 シャッター速度:1/15 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
いい具合に振り返ってんじゃねえよ。
ロケ地:--- カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F1.8 シャッター速度:1/20 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
どこ見てるの?こっちこっち。
ラフモノクロームで現像。
ロケ地:--- カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F1.8 シャッター速度:1/60 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
みゃーって言うな。
デイドリームで現像。
ロケ地:--- カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F1.8 シャッター速度:1/2500 ISO感度:1000 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
新聞紙だけじゃ寒いって文句言うな。後からちゃんとバスタオル入れてやっから。
クロスプロセスで現像。
ロケ地:--- カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F1.8 シャッター速度:1/3200 ISO感度:1000 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
バスタオル入れてあげた途端におとなしくなってんじゃねえよ。暖かかったかこのやろう。
リーニュクレールで現像。
とっても…
かわいいです…
コメント
コメント一覧 (1)
生き物を飼った人にしか分からない感情が あふれ出ていてにゃんにゃんのブログに
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