度々コメントくださっているおばたりんさん、ありがとうございます。
毎回お言葉がとてもうれしいです。
先日、祖母が亡くなった 話を書いたが、当然今年のお盆が初盆となり、葬儀の時と同様に名古屋や
大阪、佐賀など各地から多くの親戚が我が家に集まってきた。
その応対や子供たちの「◯◯連れてけ」攻撃、更に仕事(お盆休みなぞ存在せん)でとても忙しかった。
更にお盆の初めと終わりに2回熱中症にかかったこともあって、もう何が何だかわからない様相で
時が過ぎていった。
そんな中、第一発目の熱中症から回復した15日、朝早くにカメラを持ってこっそり家を抜けだして
ドライブに行き、そのままその足で競艇の撮影に行った。
ドライブで気の向くままに運転していると小さな湖に辿り着いた。
湖というよりは農業用の貯水池だと思われるがそこには1隻の舟と2羽のカモ(恐らくカモ、そして
恐らくツガイ)がいた。
カモたちは普段から人間に餌付けされているのか、僕を見つけると2羽並んで寄ってきた。
あいにく餌も餌になりそうなものも持ち合わせていなかったので構わず散策を始めた。
その間も2羽のカモはずっと僕の後ろをつけてきてた。
湖の周りをのんびり散策していたらあっという間に競艇場が開く時間になったので、まともに撮れた
2枚の写真だけを掲載する。
ロケ地:某貯水池 カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R
絞り値:F8 シャッター速度:1/160 ISO感度:200 露出補正:-1.0 焦点距離:37mm
早朝のしんとした湖畔にぽつねんと浮かぶ一隻の舟-
みたいな。静けさを表せれたらなあと思って露出をマイナス補正。ちょっと色被りしちゃった。
ロケ地:某貯水池 カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R
絞り値:F8 シャッター速度:1/160 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:28mm
カモの逆光ポートレイト。もっと明るく撮ってもよかったカモ。
何枚も撮ったけど一番構図がよかったものを選択した。
この後競艇場へ向かって撮影をしていると、僕がいなくなっていることに気付いた親戚から
呼び出しの連絡が来て御用となった。
「大川内山に連れてけ」とのこと。
大川内山とは簡単にざっと説明すると、伊万里・有田焼職人たちの隠れ里だ。
隠れ里というとちょっと違うかも知れないけど。
要するに鍋島藩によって職人たちを結集させて素敵な焼き物(お偉いさん専用の)を作らせよう!
技術漏洩や職人たちの漏出を防ぐために関所を設けて人の出入りを厳しく制限しよう!!
ということで作られた土地だ。
最後に貼る写真にその説明が書いてある看板を載せているのでどうぞ。
歩きながら(親戚に案内させられながら)パシャパシャ撮った写真で作品性はないのでExifは
書かずにさらさらと貼っていく。
駐車場から出たところ。橋桁にも贅沢に有田焼が。
樹齢400年(確か)の何か(木の名前忘れた)。
土地が狭くて全体をおさめて撮ることができなかった。
登り窯。段々になっているところにそれぞれ成形した作品と薪燃料を配置し、一番手前から
火を入れると炎が登っていきながら順番に焼き物が完成されていく仕組みになっている。
昔の人はよく考えたものだ。
町のいたるところに伊万里・有田焼が施されている。
緑のは珍しいのではなかろうか。これはこれで新鮮で美しい。
夏期は風鈴まつりというものが開催されていた。もちろん焼き物の風鈴だ。
案内地図ももちろん。。。
こちらが前述の説明書き。
残りのすべての写真はフォトレイルに掲載しているので興味がおありの方はご覧ください。
フォトレイル:秘窯の里 大川内山(夏)
実はこの数年前にも大川内山の写真をフォトレイルに投稿している。
その時はまだカメラを持っておらず、iPhoneで撮影した写真だ。
今回は、その時の撮った写真と同じ構図になるように少し意識して撮った。
紅葉の時期のその写真と見比べられるようにという意図だ。
よければこちらもそうぞ。
フォトレイル:秘窯の里 大川内山(秋)
このブログの最初の方の記事に、
「佐賀県は観光地としてのPRが全然なってない!」
というようなことを書いた記憶があるがこの大川内山で、唐津おもてなし隊というPR部隊の方々と
会って少し話をした。
まだ最近発足したばかりらしいが、ようやくこういうことに力を入れ始めたかと嬉しくなった。
ツイッター、フェイスブック、ブログもあるようなので興味がある方はググってみてください。
僕も微力だけれど、これからも佐賀の<いいところ>を紹介していきたいと思う。
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