そろそろ記事を書かないとどこで何をしたか忘れてしまいそうだ。
ええと、、、12月1日に武雄市の御船山楽園へ行ってきました。
御船山楽園 HP
武雄市は前の記事に書いた通り、市長がツイッターやらなんやかやで有名なところですね。
武雄市といえば少し前にニュースになっていた東京駅との繋がりのお話をご紹介。
今年復元にわいた東京駅丸の内駅舎ですが、その天井のドームに干支のレリーフがあるのは
ご存知ですか?(ご存知ですか?って行ったことないので僕も知らないけど)
そのドーム内は八角形になっており、その角に1つずつ干支がいるわけです。
ここで「あれ?干支って十二じゃないの?」と思いますよね。
そうなんです。東京駅には十二支のうち八支しかおらず、何故そうなっているのか、長いこと
謎だったそうです。
ちなみに十二支はそれぞれ方角を示しているのですが、東京駅にいるのは南東や北西など。
いないのは東西南北を示す卯酉午子。
場所は変わって佐賀県武雄市。
歴史ある武雄温泉の楼門の保存修理が行われた。その工事で驚くべき発見が。
楼門天井の四隅に東京駅にはない残り四つの干支が掘られてあるのが発見されたのだ。
それらの干支は東京駅と同じく、それぞれが示す方角に正しく配置されていた。
はて、東京と佐賀、何故こんなに離れたところに十二支が分けられているのか。
その答えはこのブログの以前の記事にもあるのですが、東京駅丸の内駅舎と武雄温泉楼門、
この2つはどちらも佐賀県唐津市出身の辰野金吾設計だからなのです。彼の遊び心でしょうか。
こちらの記事で辰野金吾について触れています。また、彼が設計した旧唐津銀行の写真も。
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どちらも1914年創建。約100年の時を経て発見されたことになる。
なんともロマン溢れる話ですね。
さて、その武雄温泉と同じく歴史ある御船山楽園が今回の主題だ。
御船山楽園は武雄鍋島家ゆかりの15万坪の池泉回遊式庭園で、完成は1845年。
現在は、桜やツツジ、藤の花の名所で大変賑わいを見せている。
そして今回撮影した紅葉。カエデ郡や樹齢170年の大モミジが園内を彩る。
樹齢300年の大楠なんてものもあります。ちなみに楠は佐賀県の県の木です。
今年の春にも桜を撮りに行こう行こうと思っていて結局逃してしまい、秋になったら絶対に
紅葉撮影に行くぞと思っていたのだけど、結局行けぬままピークを過ぎてしまった。
ピークは過ぎたと言えども撮影はできるはず、と思いようやく向かったのだが、なんと間が
悪いことにこの日は雨。雨。雨。。。
ま、まあ雲があったほうが光が回るし、、、とポジティブに捉えるしかなかった。
駐車場から裏手の岩山をパシャリ。
雨でも見物客がとても多かった。ピーク時で晴天の日はどんだけごったがいするんだろう。。。
門です。中を覗くとやはり結構散ってしまっている模様。
そういえば雨ですが、E-M1と12-40mmPROレンズの防滴性能のおかげでなんなく撮影が
できる。パラパラ雨だったしね。土砂降りだったら機材より僕がやばい。
この撮影からようやく買ったPLフィルターを使った。クルクル回して試し気味に撮影に使用した。
ロケ地:御船山楽園 カメラ:OM-D E-M1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
絞り値:F2.8 シャッター速度:1/160 ISO感度:200 露出補正:-0.3 焦点距離:40mm
園内の池にて。
御船山楽園は桜の春も紅葉の秋もライトアップをやっているのだけど、今年のライトアップは
12月1日まで。つまりこの撮影日が最終日だったため、夜の撮影ができなかった。
悔しいが仕方ない。来年チャレンジだ。その前に桜も。
ちょうど雨が途絶えたので水面が乱れず紅葉が映った。
散ったら散ったで落ち葉がいい味。
ロケ地:御船山楽園 カメラ:OM-D E-M1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
絞り値:F2.8 シャッター速度:1/80 ISO感度:200 露出補正:-0.3 焦点距離:40mm
雨に濡れた葉の反射、あんまりうまく除去できてない気がする。
レンズにフードをつけた状態だとフィルターを回しにくいのと、上の写真では何も考えずに
カメラを縦に構えてしまったためだ。
PLフィルターは回転させて効果を調整するため、横位置で効果が出るように調整していた場合、
カメラを縦位置にした際に当然フィルターも回転させてまた調整しなければならない。
つつじ園。なんという量。。。春が楽しみだ。
ロケ地:御船山楽園 カメラ:OM-D E-M1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
絞り値:F2.8 シャッター速度:1/100 ISO感度:320 露出補正:-0.3 焦点距離:40mm
遊歩道沿いの撮影だとどうしても他の見物客が画面に入る。
いなくなるのを待ってもすぐに別の見物客が。。。であれば見物客も構成物にしてしまえ、と。
ロケ地:御船山楽園 カメラ:OM-D E-M1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
絞り値:F10 シャッター速度:1/80 ISO感度:5000 露出補正:+0.3 焦点距離:40mm
ツツジが咲いていたらさぞかしきれいな構図だろうけどその頃には紅葉はない。当然だけど。
ロケ地:御船山楽園 カメラ:OM-D E-M1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
絞り値:F2.8 シャッター速度:1/100 ISO感度:200 露出補正:+0.3 焦点距離:22mm
イチョウはほぼ完全に散ったようだ。地面いっぱいに敷き詰められた黄葉。
ロケ地:御船山楽園 カメラ:OM-D E-M1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
絞り値:F2.8 シャッター速度:1/80 ISO感度:400 露出補正:+0.3 焦点距離:40mm
一口に紅葉と言っても木の種類や色づきの進行具合によって様々な色が。
樹齢170年の大モミジ。
ロケ地:御船山楽園 カメラ:OM-D E-M1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
絞り値:F2.8 シャッター速度:1/80 ISO感度:640 露出補正:-0.3 焦点距離:34mm
RAW現像時にコントラストを高めて背景を落とした。
天気がよければこの茶屋で紅葉を楽しみながらお茶したいところだ。
雨脚がやや強くなってきた。水面に映った紅葉が滲んでしまう。
ロケ地:御船山楽園 カメラ:OM-D E-M1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
絞り値:F2.8 シャッター速度:1/80 ISO感度:500 露出補正:-0.3 焦点距離:12mm
秋月でもそうだったけどどうしても岩場のコケに惹かれてしまうのだ。
上にも書いたが桜の時期が待ち遠しい。来年こそ行こう。ツツジもさぞ見ものだろう。
もう師走。街は落ち葉と冬の空と冷たい空気、イルミネーションに溢れている。
カップルたちでも溢れている。(クリスマスの予定は聞かないでください)
僕が人生で初めてのカメラを買って早くも丸一年が経った。
当時は恋人がいて初めてカメラを使ったのがその恋人との旅行だ。ああ懐かしい。
(恐ろしいことに年々、時が過ぎるのが早くなってきている)
その時にハウステンボスのイルミネーション撮ったなあ。。。
今年もイルミネーションの撮影をする。
一年前と今の僕の写真、どう変わっているだろう。