カテゴリ:猫
お別れにゃんにゃん
結局お別れするまで名前も決めずに「にゃんにゃん」と呼んでいた。
それでもにゃんにゃんは名前を呼べば「みあー」と返事をして早く触れと鳴いた。
先週の土曜日、等々里子に出した。ネットでの募集に対して応募してくれた隣県の方が里親だ。
当然、里親さんとはその日初めてお会いしたがとても感じのいい老夫婦で、里親になってからも
定期的に写真を送ってくださるとのことで、この人たちになら安心して託せそうだ。
猫のお世話に関してもしばらく前まで18年間猫と一緒に生活していたとのことなので問題ない。
僕はぐったりしたにゃんにゃんを保護する時に、元気になり次第里子に出すことを決めていたし、
そもそも猫はあまり好きじゃないのでさっさと里親を探すつもりだった。
しかし、まだミルクしか飲めないこの子に食事を与え、排泄を促すために局部を刺激してあげたり、
トイレの場所を示したり、人を引っ掻いたり噛んだりしてはいけないと教えたり、爪とぎの場所を与え
たり、目ヤニを取ってあげたり、お風呂に入れてあげたり、散歩に連れていったり、体重を測って成
長を見守ったり…ああキリがない。
とにかくそうしたなかで情が移ったのだろう。
寂しいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
のである。
だって散歩の時だって猫のくせにずーっとぴったりと後ろついてくるし、ちょっと早歩きして距離が
離れると立ち止まってみゃーみゃー泣いて僕を呼ぶし、ここにいるよって近づけば「みゃっ」っと
鳴いて走ってくるし、まだ高いところに自分で登れないし段差があるところでもまた鳴いて助けろ
と言う、そんな姿を見ていたらもう可愛くなったって仕方ない!
触ってほしいと鳴くので触ってあげたら嬉しそうにグルグル言いながらゴリゴリしてくる姿もまた。。。
今頃「おとうちゃーん、おとうちゃんどこー」って泣いてるんじゃないかと思うと里親さんの家に
突入して奪還したい気持ちでいっぱいになるのだ。
でも我が家は猫が住める環境じゃないんだ。家人全員猫アレルギーなんだ。
猫の世話に長けていて、猫をこよなく愛してくれる人と一緒に暮らした方が幸せだろう。
断腸の思いだ。
「にゃんにゃーん、にゃんにゃんどこー」って僕が泣きそうだ。
自分でも驚いたことに女の子に突然振られた時にとても近い感情になっている。
猫嫌いだったのに。
父性というか母性というか、「ワシが育てた」って思いがとても強く、正直ずっと一緒に暮らしたかった。
僕が命を救い、乳飲み子だったこの子を僕がここまで母親のようにして育てたのだ、と。
でももう遅い。そんなことを言っても仕方ない。
いずれ僕を忘れて大人になっていくのだろう。。。
先日の記事に書いた通り、お別れする前ににゃんにゃんを写真に収めたので今日はそれを貼る。
前回、前々回の記事(下を参照)に貼った写真と見比べれば、その成長っぷりがわかるだろう。
関連記事:
子猫拾った
こんなに大きくなったにゃん
「子猫拾った」は4月の21日に、「こんなに大きくなったにゃん」は27日に、そして今回は5月の
27日に撮影した写真となる。
それではどうぞ。
ロケ地:自宅 カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F5.6 シャッター速度:1/800 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
すべて同じレンズを使用して絞り優先モードで撮影したが、撮るのに夢中になってすべて絞りを
絞ったF5.6で撮影してしまっていた。
そのためシャッター速度が落ちたり、背景のボケ味が落ちたりしている。
シャッター速度が稼げないがためにブレた写真もたくさんあった。
初歩的なミスだけにもったいなかった。
ロケ地:自宅 カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F5.6 シャッター速度:1/1600 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
センセーサイズの問題以前に、絞りを絞ったために背景のボケが少ない。
しかし怪我の功名というべきか、毛の質感は細部まで捉えられていると思う。ふわふわ。
ロケ地:自宅 カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F5.6 シャッター速度:1/1600 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
外に出した途端しきりに顔を洗う。明日は天気が崩れるのだろうか。
(確かに翌日の日曜日は天気が崩れた)
ロケ地:自宅 カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F5.6 シャッター速度:1/1000 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
物思いに耽っている。もうすぐお別れだということを知ってか知らずか。。。
ロケ地:自宅 カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F5.6 シャッター速度:1/1000 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
上の写真と間違い探しみたいだ。ペロッ。
眠いのか、そうか眠いのか。
軽トラの荷台に載せてみた。お外に興味津々。
最近高いところをこうして眺めるようになった。
自分にとってジャンプして越えられる高さどうかを考察しているのだろうか。成長の証。
こちらを向いた瞬間をパシャリ。アートフィルターのリーニュクレールをかけた。
こちらもリーニュクレールで。一点を見つめるその表情が、ああ狩猟動物なんだと思い出させる。
再び顔を洗った。アートフィルターのトイフォトで周辺を減光、さらに暗めに撮影した。
こちらはラフモノクローム。色を抜くことで毛の質感、形が際立つ。
段々眠たそうになってきた。なんとも愛らしい仕草。
アートフィルターのライトトーンをかけて淡い感じにしてさらにソフトフォーカスにすることで
ふんわりとしたまどろみ感を引き出す。
もうさ、色々書いてるけどさ、結局はこの一言に尽きるんだよ。
かわいすぎる。。。
それでもにゃんにゃんは名前を呼べば「みあー」と返事をして早く触れと鳴いた。
先週の土曜日、等々里子に出した。ネットでの募集に対して応募してくれた隣県の方が里親だ。
当然、里親さんとはその日初めてお会いしたがとても感じのいい老夫婦で、里親になってからも
定期的に写真を送ってくださるとのことで、この人たちになら安心して託せそうだ。
猫のお世話に関してもしばらく前まで18年間猫と一緒に生活していたとのことなので問題ない。
僕はぐったりしたにゃんにゃんを保護する時に、元気になり次第里子に出すことを決めていたし、
そもそも猫はあまり好きじゃないのでさっさと里親を探すつもりだった。
しかし、まだミルクしか飲めないこの子に食事を与え、排泄を促すために局部を刺激してあげたり、
トイレの場所を示したり、人を引っ掻いたり噛んだりしてはいけないと教えたり、爪とぎの場所を与え
たり、目ヤニを取ってあげたり、お風呂に入れてあげたり、散歩に連れていったり、体重を測って成
長を見守ったり…ああキリがない。
とにかくそうしたなかで情が移ったのだろう。
寂しいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
のである。
だって散歩の時だって猫のくせにずーっとぴったりと後ろついてくるし、ちょっと早歩きして距離が
離れると立ち止まってみゃーみゃー泣いて僕を呼ぶし、ここにいるよって近づけば「みゃっ」っと
鳴いて走ってくるし、まだ高いところに自分で登れないし段差があるところでもまた鳴いて助けろ
と言う、そんな姿を見ていたらもう可愛くなったって仕方ない!
触ってほしいと鳴くので触ってあげたら嬉しそうにグルグル言いながらゴリゴリしてくる姿もまた。。。
今頃「おとうちゃーん、おとうちゃんどこー」って泣いてるんじゃないかと思うと里親さんの家に
突入して奪還したい気持ちでいっぱいになるのだ。
でも我が家は猫が住める環境じゃないんだ。家人全員猫アレルギーなんだ。
猫の世話に長けていて、猫をこよなく愛してくれる人と一緒に暮らした方が幸せだろう。
断腸の思いだ。
「にゃんにゃーん、にゃんにゃんどこー」って僕が泣きそうだ。
自分でも驚いたことに女の子に突然振られた時にとても近い感情になっている。
猫嫌いだったのに。
父性というか母性というか、「ワシが育てた」って思いがとても強く、正直ずっと一緒に暮らしたかった。
僕が命を救い、乳飲み子だったこの子を僕がここまで母親のようにして育てたのだ、と。
でももう遅い。そんなことを言っても仕方ない。
いずれ僕を忘れて大人になっていくのだろう。。。
先日の記事に書いた通り、お別れする前ににゃんにゃんを写真に収めたので今日はそれを貼る。
前回、前々回の記事(下を参照)に貼った写真と見比べれば、その成長っぷりがわかるだろう。
関連記事:
子猫拾った
こんなに大きくなったにゃん
「子猫拾った」は4月の21日に、「こんなに大きくなったにゃん」は27日に、そして今回は5月の
27日に撮影した写真となる。
それではどうぞ。
ロケ地:自宅 カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F5.6 シャッター速度:1/800 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
すべて同じレンズを使用して絞り優先モードで撮影したが、撮るのに夢中になってすべて絞りを
絞ったF5.6で撮影してしまっていた。
そのためシャッター速度が落ちたり、背景のボケ味が落ちたりしている。
シャッター速度が稼げないがためにブレた写真もたくさんあった。
初歩的なミスだけにもったいなかった。
ロケ地:自宅 カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F5.6 シャッター速度:1/1600 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
センセーサイズの問題以前に、絞りを絞ったために背景のボケが少ない。
しかし怪我の功名というべきか、毛の質感は細部まで捉えられていると思う。ふわふわ。
ロケ地:自宅 カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F5.6 シャッター速度:1/1600 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
外に出した途端しきりに顔を洗う。明日は天気が崩れるのだろうか。
(確かに翌日の日曜日は天気が崩れた)
ロケ地:自宅 カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F5.6 シャッター速度:1/1000 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
物思いに耽っている。もうすぐお別れだということを知ってか知らずか。。。
ロケ地:自宅 カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F5.6 シャッター速度:1/1000 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
上の写真と間違い探しみたいだ。ペロッ。
ロケ地:自宅 カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F5.6 シャッター速度:1/1000 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
眠いのか、そうか眠いのか。
ロケ地:自宅 カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F5.6 シャッター速度:1/160 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
軽トラの荷台に載せてみた。お外に興味津々。
ロケ地:自宅 カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F5.6 シャッター速度:1/320 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
最近高いところをこうして眺めるようになった。
自分にとってジャンプして越えられる高さどうかを考察しているのだろうか。成長の証。
ロケ地:自宅 カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F5.6 シャッター速度:1/100 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
こちらを向いた瞬間をパシャリ。アートフィルターのリーニュクレールをかけた。
ロケ地:自宅 カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F5.6 シャッター速度:1/50 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
こちらもリーニュクレールで。一点を見つめるその表情が、ああ狩猟動物なんだと思い出させる。
ロケ地:自宅 カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F5.6 シャッター速度:1/125 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
再び顔を洗った。アートフィルターのトイフォトで周辺を減光、さらに暗めに撮影した。
ロケ地:自宅 カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F5.6 シャッター速度:1/100 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
こちらはラフモノクローム。色を抜くことで毛の質感、形が際立つ。
ロケ地:自宅 カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F5.6 シャッター速度:1/100 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
段々眠たそうになってきた。なんとも愛らしい仕草。
アートフィルターのライトトーンをかけて淡い感じにしてさらにソフトフォーカスにすることで
ふんわりとしたまどろみ感を引き出す。
ロケ地:自宅 カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F5.6 シャッター速度:1/80 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
もうさ、色々書いてるけどさ、結局はこの一言に尽きるんだよ。
かわいすぎる。。。
こんなに大きくなったにゃん
先月の21日に子猫を拾ってから約3週間。
関連記事:子猫拾った
保護した時、右目は目ヤニで閉ざされ、痩せこけ、ブルブルしただけでヨロヨロする始末。
あげく獣医にはその日に拾っていなければ死んでましたなんて言われ。。。
まずは体を温めてミルクをあげるところから始まり、排泄を促したり、離乳食への切り替えで
四苦八苦したり、ある日突然おもちゃで遊んで暴れまわったり、ついに大ジャンプをするように
なったり、イタズラで脅かすとシャーッとか言うようになったり、顔つきもサイズも大人に。。。
そんなこんなで3週間。ようやく里親を見つけることができた。
別に急に寂しくなったりなんかしていない。ああ、せいぜいするってぐらいだし。
里親募集はインターネットサイトを利用したが、そのサイトにて僕にとってはとてもショックな
事実を教わった。いや、知ってはいたけど改めて衝撃を受けた。
里親を希望する心優しい動物好きを装って犬や猫を集めて転売している業者がいる。
それも管理は杜撰。資金難で食事も与えず大量餓死を引き起こすケースなんてニュースで
度々ある。火事でたくさんの犬猫が焼け死んだりも。。。
それだけでもひどいけれども、もっとひどいのが初めから虐待や惨殺目的で動物を集めている
異常者がいること。
どちらも表面上は「私は今までも猫飼ってましたし大好きですよ大事にしますよ」ってスタイル
なので判断がつきにくい。
そのためサイトによっては里親を募集したユーザーの専用ページがあり、そこに各々が得た
情報を入力して情報を共有できるようになっている。
僕の募集に声をかけてくれた人は4人だったが、うち1人はそのページに情報があった。
早速そのサイトの指示に従ってその情報の入力者(子猫の里親を募集)にメールしたところ、
子猫もらう→はい→やっぱりあなたが飼っている成猫も一緒にほしい→えっ、ええ、どうぞ
→子猫が部屋を荒らすからいらない返す→えっ→成猫もなんか具合悪くなったから返す
→えっ→てか娘が子猫拾ってきたんだけどこれ飼ってくれません→えっえっ
という驚くべき当時の状況を教えてもらえた。
その人の時に子猫は無理っつって返してるのに何で僕の子猫欲しがるねん。
当然その希望者はお断りした。
他の3人は情報共有ページで検索してもヒットしなかったので恐らく大丈夫だとは思ったが
メールの文章から怪しげな人は避けて、老夫婦に託すことにした。
その男性とは引渡しに際する段取りなどで何度も連絡を取っているが今のところ安心できそうだ。
それでも完全には信用はできないので、当日「最後に猫の写真を撮る」という体裁でカメラを持って
行こうと思う。
怪しい代理人を連れてきたりおかしな言動をするようなら遠慮なくカメラに収めさせてもらう。
抑止力にもなるだろう。
対面する前にもやや遠くから様子を伺い、怖いにーちゃんなんかがいた場合はそっと逃げる。
もちろん待ち合わせ場所は人の多いところにした。
サイト指定の誓約書(身分証のコピー必須)もある。
できることは全部やる。
情報共有ページにはその人の情報を追加したので、万が一その人が転売目的で他にも
犬猫を里親として引き取ろうとした場合、その時の募集者が検索すれば僕の子猫を引き受けた
事実がヒットする。
無事にこの子が幸せになれるようにあとは祈るばかりだ。
さて、すっかり長くなってしまったが、今回は4月27日、つまり拾ってから1週間後に公園に
連れて行った時の写真を貼る。
たった1週間で体のサイズや顔つきが変わっているので上に貼った記事の写真と見比べて
みてください。
引き渡し当日(5月18日)にも写真を撮るつもりなのでそちらもいずれ記事にするつもりだ。
ロケ地:某公園 カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F5 シャッター速度:1/1250 ISO感度:1000 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
まだこの程度の高いところからジャンプするのも怖いようだ。
高さをよーく確認してからぴょん。その瞬間を捉えた。
ロケ地:某公園 カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F5 シャッター速度:1/640 ISO感度:1000 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
まだ少しヨチヨチながらも元気に草むらを走り回る。
たんぽぽにつつまれて。
ロケ地:某公園 カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F3.5 シャッター速度:1/400 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
東屋の椅子に乗せてみた。当然まだそこから自力で降りることはできない。
ロケ地:某公園 カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F2 シャッター速度:1/1250 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
この公園から帰ってすぐ初シャンプーしたのでこの時はまだ顔が汚れている。
ロケ地:某公園 カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F2 シャッター速度:1/1000 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
顔が向いている方向にスペースを設けて、そこに何か脇役を置くと構図が安定する。
今回は日に照らされた森の木々を背景において円形ボケを出した。
ちなみにどの写真もポートレートがとてもきれいに撮れる45mmF1.8レンズを使用した。
35mm換算で90mmの中望遠だ。ボケがきれい。
ロケ地:某公園 カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F2 シャッター速度:1/1000 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
お前なんちゅう顔しとんねん。
お外が気持ちいいようだ。
ロケ地:某公園 カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F2 シャッター速度:1/1250 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
地面を跳ねるカエルを発見。興味津々に眺めるも東屋から自力で降りれず。
ロケ地:某公園 カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F2.8 シャッター速度:1/1000 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
色んな物に興味を示す。
僕に見つけれれた時、側溝にハマっていたことを思い出しているのだろうか。
花の背景っていいね。
ロケ地:某公園 カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F2.8 シャッター速度:1/1600 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
動物って言うこと聞いてじっとしてはくれないから写真に撮るのがもう大変だ。
この日は結局300ショットぐらい撮影して出来がいいのはここに載せてる写真だけ。
いい練習にはなったと思う。
ロケ地:某公園 カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F2.8 シャッター速度:1/80 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
お風呂あがり。お顔がとてもきれいになりました。
保護した時からある鼻の怪我がせっかくの美人に傷をつけている。
お風呂はとても大変だった。水を怖がって暴れるし顔を濡らさないように注意してるのに
盛大にすっ転ぶし、終わったと思ったらドライヤーでまた暴れるしミャーミャー鳴くし。。。
やっぱりまだ赤ちゃん。顔もあどけないし。
こいつと過ごすのもあと1週間弱。短い間だったけど色々と勉強になった。
前にも書いた通り猫嫌いだけど。
嫌いだけど。。。
里親に出しとうない。
関連記事:子猫拾った
保護した時、右目は目ヤニで閉ざされ、痩せこけ、ブルブルしただけでヨロヨロする始末。
あげく獣医にはその日に拾っていなければ死んでましたなんて言われ。。。
まずは体を温めてミルクをあげるところから始まり、排泄を促したり、離乳食への切り替えで
四苦八苦したり、ある日突然おもちゃで遊んで暴れまわったり、ついに大ジャンプをするように
なったり、イタズラで脅かすとシャーッとか言うようになったり、顔つきもサイズも大人に。。。
そんなこんなで3週間。ようやく里親を見つけることができた。
別に急に寂しくなったりなんかしていない。ああ、せいぜいするってぐらいだし。
里親募集はインターネットサイトを利用したが、そのサイトにて僕にとってはとてもショックな
事実を教わった。いや、知ってはいたけど改めて衝撃を受けた。
里親を希望する心優しい動物好きを装って犬や猫を集めて転売している業者がいる。
それも管理は杜撰。資金難で食事も与えず大量餓死を引き起こすケースなんてニュースで
度々ある。火事でたくさんの犬猫が焼け死んだりも。。。
それだけでもひどいけれども、もっとひどいのが初めから虐待や惨殺目的で動物を集めている
異常者がいること。
どちらも表面上は「私は今までも猫飼ってましたし大好きですよ大事にしますよ」ってスタイル
なので判断がつきにくい。
そのためサイトによっては里親を募集したユーザーの専用ページがあり、そこに各々が得た
情報を入力して情報を共有できるようになっている。
僕の募集に声をかけてくれた人は4人だったが、うち1人はそのページに情報があった。
早速そのサイトの指示に従ってその情報の入力者(子猫の里親を募集)にメールしたところ、
子猫もらう→はい→やっぱりあなたが飼っている成猫も一緒にほしい→えっ、ええ、どうぞ
→子猫が部屋を荒らすからいらない返す→えっ→成猫もなんか具合悪くなったから返す
→えっ→てか娘が子猫拾ってきたんだけどこれ飼ってくれません→えっえっ
という驚くべき当時の状況を教えてもらえた。
その人の時に子猫は無理っつって返してるのに何で僕の子猫欲しがるねん。
当然その希望者はお断りした。
他の3人は情報共有ページで検索してもヒットしなかったので恐らく大丈夫だとは思ったが
メールの文章から怪しげな人は避けて、老夫婦に託すことにした。
その男性とは引渡しに際する段取りなどで何度も連絡を取っているが今のところ安心できそうだ。
それでも完全には信用はできないので、当日「最後に猫の写真を撮る」という体裁でカメラを持って
行こうと思う。
怪しい代理人を連れてきたりおかしな言動をするようなら遠慮なくカメラに収めさせてもらう。
抑止力にもなるだろう。
対面する前にもやや遠くから様子を伺い、怖いにーちゃんなんかがいた場合はそっと逃げる。
もちろん待ち合わせ場所は人の多いところにした。
サイト指定の誓約書(身分証のコピー必須)もある。
できることは全部やる。
情報共有ページにはその人の情報を追加したので、万が一その人が転売目的で他にも
犬猫を里親として引き取ろうとした場合、その時の募集者が検索すれば僕の子猫を引き受けた
事実がヒットする。
無事にこの子が幸せになれるようにあとは祈るばかりだ。
さて、すっかり長くなってしまったが、今回は4月27日、つまり拾ってから1週間後に公園に
連れて行った時の写真を貼る。
たった1週間で体のサイズや顔つきが変わっているので上に貼った記事の写真と見比べて
みてください。
引き渡し当日(5月18日)にも写真を撮るつもりなのでそちらもいずれ記事にするつもりだ。
ロケ地:某公園 カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F5 シャッター速度:1/1250 ISO感度:1000 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
まだこの程度の高いところからジャンプするのも怖いようだ。
高さをよーく確認してからぴょん。その瞬間を捉えた。
ロケ地:某公園 カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F5 シャッター速度:1/640 ISO感度:1000 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
まだ少しヨチヨチながらも元気に草むらを走り回る。
たんぽぽにつつまれて。
ロケ地:某公園 カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F3.5 シャッター速度:1/400 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
東屋の椅子に乗せてみた。当然まだそこから自力で降りることはできない。
ロケ地:某公園 カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F2 シャッター速度:1/1250 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
この公園から帰ってすぐ初シャンプーしたのでこの時はまだ顔が汚れている。
ロケ地:某公園 カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F2 シャッター速度:1/1000 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
顔が向いている方向にスペースを設けて、そこに何か脇役を置くと構図が安定する。
今回は日に照らされた森の木々を背景において円形ボケを出した。
ちなみにどの写真もポートレートがとてもきれいに撮れる45mmF1.8レンズを使用した。
35mm換算で90mmの中望遠だ。ボケがきれい。
ロケ地:某公園 カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F2 シャッター速度:1/1000 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
お前なんちゅう顔しとんねん。
お外が気持ちいいようだ。
ロケ地:某公園 カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F2 シャッター速度:1/1250 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
地面を跳ねるカエルを発見。興味津々に眺めるも東屋から自力で降りれず。
ロケ地:某公園 カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F2.8 シャッター速度:1/1000 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
色んな物に興味を示す。
僕に見つけれれた時、側溝にハマっていたことを思い出しているのだろうか。
花の背景っていいね。
ロケ地:某公園 カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F2.8 シャッター速度:1/1600 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
動物って言うこと聞いてじっとしてはくれないから写真に撮るのがもう大変だ。
この日は結局300ショットぐらい撮影して出来がいいのはここに載せてる写真だけ。
いい練習にはなったと思う。
ロケ地:某公園 カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F2.8 シャッター速度:1/80 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
お風呂あがり。お顔がとてもきれいになりました。
保護した時からある鼻の怪我がせっかくの美人に傷をつけている。
お風呂はとても大変だった。水を怖がって暴れるし顔を濡らさないように注意してるのに
盛大にすっ転ぶし、終わったと思ったらドライヤーでまた暴れるしミャーミャー鳴くし。。。
やっぱりまだ赤ちゃん。顔もあどけないし。
こいつと過ごすのもあと1週間弱。短い間だったけど色々と勉強になった。
前にも書いた通り猫嫌いだけど。
嫌いだけど。。。
里親に出しとうない。
子猫拾った
今日は午後から玄海町にロケハンに行った。
というのもこういうものが開催されているからだ。
第10回 元気です!玄海町 フォトコンテスト
近頃原発問題で色々と話題の玄海町。
写真を撮って画になる場所を調べてみたのだがどうも浜野浦の棚田ぐらいしかないようで
それだと応募者のほとんどが同じ場所を撮影することになる。
ということで何かおっと思わせられるような場所がないかとロケーションハンティングをする
ことにした…つもりだった。
まず最初に三島公園に行った。ここには360度見渡せるパノラマビューポイントがあると
いう情報をネットで得ていたのだ。
そこにはパレアという温泉施設があって老人や子供連れの家族で賑わっているようだ。
目前には海だ。
この後には轟木の滝へ行き、辺りをブラブラしてから最終的に浜野浦の棚田にも行ってみる、
そういう予定で動いた。
最初に三島公園に到着し、駐車場に車を駐めて公園の散歩道の方へ向かっていた。
機材を確認しながら歩いていると後ろのほうから何か変な声が聞こえてくる。
猫…?にしては変な声と思って振り返ると毛むくじゃらでぺったんこの変な生き物がいた。
ぺったんこ???
近づいてよく見ると4本の足がすべて側溝の穴に落ちて動けなくなっている子猫だった。
声が変なのは相当弱っていたからのようだ。
どういう状況だったか、説明が難しいので絵に描いてみた。
まぬけな猫だなあと思いながら助けだして公園の方に歩き出そうとすると何とまた
同じ穴に落ちた。
大丈夫かこいつ…
再度助け出すと今度は足にまとわりついてくる。
踏まないように少し早歩きしてもついてくる。
どうしたものかとしばらく堤防に腰掛けて眺めていると子供連れのパレア客が寄ってきて
そのうちその人数が増えてきた。
このまま帰るとなんだか僕が捨てたみたいに思われる雰囲気になってきた。
ええいままよと公園の方に歩き出した。
後ろを見ると。。。
ついてきてる…
結局公園までついてきて、階段や段差があるとみゃーみゃー鳴いて助けろと僕を呼ぶ。
僕も僕でそのまま逃げることもできずに抱きかかえて段差をクリアしてあげる。
パノラマビューポイントだが行ってみるといい眺めではあったものの誰もの目を引くような
主役となる被写体がなくここでの撮影は諦めた。
駐車場に戻った。
もちろんこいつも。
こいつは捨てられたのだろうか。となると食事すらまともに摂っておらずかなり弱っているだろう。
ロケハンどころじゃなくなり泣く泣く帰ることとした。
ただ通り道にある浜野浦の棚田だけ寄ってきた。
地元の人に話を聞いた結果、田植えが終わる4月末から5月頭頃が一番見栄えがいいよ
とのことだった。
最悪の場合ここを撮影してフォトコンに応募しようとは思うが、やはりまた別の機会にでも
ロケハンをして他の人が撮らないような被写体を探そうと思う。
さて帰ろうと車に戻ると、、、
寝とる。。。
ああそういえばこいつには何を与えればいいのだろうと悩んだがツイッターで親切な人が
色々と教えてくれて、その助言に従って帰る途中ペットショップに寄り、ミルクと哺乳瓶を購入。
生後どのくらいなのかすらわからないので念のためベイビーキャット用の猫缶も。
そうこうして結局自宅まで連れ帰ってしまった。
車の中ではずっとここに。
退けても退けてもここに。
自宅で車を降りてダンボールを用意し戻ると。。。
これ、何も僕に懐いているわけじゃなくて寒いから僕にひっついてきてただけか、と理解。
言っておくが僕だってこいつのこと好きなわけじゃない。猫なんて嫌いじゃないが好きでもない。
犬のように言うことを聞くわけでもないし、化け猫とかマジ無理。
こうして世話してるのだってただ単に、お前の命は俺の手に委ねられているんだぞという
支配感が心地良いからであって、決して僕が守ってあげないとなんてことは考えてない。
それに欲しいという人を見つけたらさっさと譲るつもりだし全然手放したくないなんて思ってない。
家に帰ってぬるま湯で湿らせたクロスで目ヤニを取ってあげたのも優しさとかじゃなくて
汚らしいと思ったからだし、ミルクをあげてるのもそうしないとみゃーみゃー鳴いてうるさいから
であって決して飲んでる姿を見てかわいいなんて思ってない。
新聞紙を細かく千切って箱に敷き詰めその上にバスタオルを敷き、更にいらなくなった古着
なんかと入れて暖かくしたのも、寒いねえプルプル震えてかわいそうになんて思ったからじゃ
なくて家で死なれると嫌すぎる、ただそれだけ。
大体猫アレルギーでこいつと一緒にいると目は痒いし鼻水だってズルズル出るにもかかわらず
連れて帰ったのだって、ああこいつはいい被写体になるなと思ったその理由ただ一点だけだ。
だからこんな写真だって撮っちゃう。
ちなみにこれまでの写真は全部iPhoneでの撮影でここからはカメラでの撮影。
ロケ地:--- カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F1.8 シャッター速度:1/320 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
目ヤニで右目が引っ付いちゃってて人相(猫相?)悪い。
今はきっちり開いてる。お目目パッチリ。
ロケ地:--- カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F1.8 シャッター速度:1/15 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
いい具合に振り返ってんじゃねえよ。
ロケ地:--- カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F1.8 シャッター速度:1/20 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
どこ見てるの?こっちこっち。
ラフモノクロームで現像。
ロケ地:--- カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F1.8 シャッター速度:1/60 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
みゃーって言うな。
デイドリームで現像。
ロケ地:--- カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F1.8 シャッター速度:1/2500 ISO感度:1000 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
新聞紙だけじゃ寒いって文句言うな。後からちゃんとバスタオル入れてやっから。
クロスプロセスで現像。
ロケ地:--- カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F1.8 シャッター速度:1/3200 ISO感度:1000 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
バスタオル入れてあげた途端におとなしくなってんじゃねえよ。暖かかったかこのやろう。
リーニュクレールで現像。
とっても…
かわいいです…
というのもこういうものが開催されているからだ。
第10回 元気です!玄海町 フォトコンテスト
近頃原発問題で色々と話題の玄海町。
写真を撮って画になる場所を調べてみたのだがどうも浜野浦の棚田ぐらいしかないようで
それだと応募者のほとんどが同じ場所を撮影することになる。
ということで何かおっと思わせられるような場所がないかとロケーションハンティングをする
ことにした…つもりだった。
まず最初に三島公園に行った。ここには360度見渡せるパノラマビューポイントがあると
いう情報をネットで得ていたのだ。
そこにはパレアという温泉施設があって老人や子供連れの家族で賑わっているようだ。
目前には海だ。
この後には轟木の滝へ行き、辺りをブラブラしてから最終的に浜野浦の棚田にも行ってみる、
そういう予定で動いた。
最初に三島公園に到着し、駐車場に車を駐めて公園の散歩道の方へ向かっていた。
機材を確認しながら歩いていると後ろのほうから何か変な声が聞こえてくる。
猫…?にしては変な声と思って振り返ると毛むくじゃらでぺったんこの変な生き物がいた。
ぺったんこ???
近づいてよく見ると4本の足がすべて側溝の穴に落ちて動けなくなっている子猫だった。
声が変なのは相当弱っていたからのようだ。
どういう状況だったか、説明が難しいので絵に描いてみた。
まぬけな猫だなあと思いながら助けだして公園の方に歩き出そうとすると何とまた
同じ穴に落ちた。
大丈夫かこいつ…
再度助け出すと今度は足にまとわりついてくる。
踏まないように少し早歩きしてもついてくる。
どうしたものかとしばらく堤防に腰掛けて眺めていると子供連れのパレア客が寄ってきて
そのうちその人数が増えてきた。
このまま帰るとなんだか僕が捨てたみたいに思われる雰囲気になってきた。
ええいままよと公園の方に歩き出した。
後ろを見ると。。。
ついてきてる…
結局公園までついてきて、階段や段差があるとみゃーみゃー鳴いて助けろと僕を呼ぶ。
僕も僕でそのまま逃げることもできずに抱きかかえて段差をクリアしてあげる。
パノラマビューポイントだが行ってみるといい眺めではあったものの誰もの目を引くような
主役となる被写体がなくここでの撮影は諦めた。
駐車場に戻った。
もちろんこいつも。
こいつは捨てられたのだろうか。となると食事すらまともに摂っておらずかなり弱っているだろう。
ロケハンどころじゃなくなり泣く泣く帰ることとした。
ただ通り道にある浜野浦の棚田だけ寄ってきた。
地元の人に話を聞いた結果、田植えが終わる4月末から5月頭頃が一番見栄えがいいよ
とのことだった。
最悪の場合ここを撮影してフォトコンに応募しようとは思うが、やはりまた別の機会にでも
ロケハンをして他の人が撮らないような被写体を探そうと思う。
さて帰ろうと車に戻ると、、、
寝とる。。。
ああそういえばこいつには何を与えればいいのだろうと悩んだがツイッターで親切な人が
色々と教えてくれて、その助言に従って帰る途中ペットショップに寄り、ミルクと哺乳瓶を購入。
生後どのくらいなのかすらわからないので念のためベイビーキャット用の猫缶も。
そうこうして結局自宅まで連れ帰ってしまった。
車の中ではずっとここに。
退けても退けてもここに。
自宅で車を降りてダンボールを用意し戻ると。。。
これ、何も僕に懐いているわけじゃなくて寒いから僕にひっついてきてただけか、と理解。
言っておくが僕だってこいつのこと好きなわけじゃない。猫なんて嫌いじゃないが好きでもない。
犬のように言うことを聞くわけでもないし、化け猫とかマジ無理。
こうして世話してるのだってただ単に、お前の命は俺の手に委ねられているんだぞという
支配感が心地良いからであって、決して僕が守ってあげないとなんてことは考えてない。
それに欲しいという人を見つけたらさっさと譲るつもりだし全然手放したくないなんて思ってない。
家に帰ってぬるま湯で湿らせたクロスで目ヤニを取ってあげたのも優しさとかじゃなくて
汚らしいと思ったからだし、ミルクをあげてるのもそうしないとみゃーみゃー鳴いてうるさいから
であって決して飲んでる姿を見てかわいいなんて思ってない。
新聞紙を細かく千切って箱に敷き詰めその上にバスタオルを敷き、更にいらなくなった古着
なんかと入れて暖かくしたのも、寒いねえプルプル震えてかわいそうになんて思ったからじゃ
なくて家で死なれると嫌すぎる、ただそれだけ。
大体猫アレルギーでこいつと一緒にいると目は痒いし鼻水だってズルズル出るにもかかわらず
連れて帰ったのだって、ああこいつはいい被写体になるなと思ったその理由ただ一点だけだ。
だからこんな写真だって撮っちゃう。
ちなみにこれまでの写真は全部iPhoneでの撮影でここからはカメラでの撮影。
ロケ地:--- カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F1.8 シャッター速度:1/320 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
目ヤニで右目が引っ付いちゃってて人相(猫相?)悪い。
今はきっちり開いてる。お目目パッチリ。
ロケ地:--- カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F1.8 シャッター速度:1/15 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
いい具合に振り返ってんじゃねえよ。
ロケ地:--- カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F1.8 シャッター速度:1/20 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
どこ見てるの?こっちこっち。
ラフモノクロームで現像。
ロケ地:--- カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F1.8 シャッター速度:1/60 ISO感度:200 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
みゃーって言うな。
デイドリームで現像。
ロケ地:--- カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F1.8 シャッター速度:1/2500 ISO感度:1000 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
新聞紙だけじゃ寒いって文句言うな。後からちゃんとバスタオル入れてやっから。
クロスプロセスで現像。
ロケ地:--- カメラ:E-PM1 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F1.8 シャッター速度:1/3200 ISO感度:1000 露出補正:+/-0 焦点距離:45mm
バスタオル入れてあげた途端におとなしくなってんじゃねえよ。暖かかったかこのやろう。
リーニュクレールで現像。
とっても…
かわいいです…