気のまま旅行/気まぐれ写真

ミラーレス一眼で撮影した写真や旅行、ロケ地のことを。
鷹ファンなのでその辺りや趣味のカクテルの話、映画や音楽のこと
その他色んなジャンルのことを色々と。。。

タグ:ドラマチックトーン

ディナークルージング。

あんなの何万円もするセレブな催し物でしょ?貴族?

って勝手に思ってた。


オリンパスのFotoPusで開催されている「春のクルーズ」フォトコンテストに応募しようと
近くから出ているクルーズがないか検索してみた。 

すると福岡のベイサイドプレイス博多でマリエラという会社がランチクルージングや
ディナークルージングを催していることがわかった。

停泊や出港の時間を調べている時にちょっとした興味本位で料金のページを覗いてみたら。。。

マリエラHP

え、やっす!
コースによって様々だけどディナーの一番下のコースで5,500円!?

ランチに至っては3,500円!!

こんなに庶民的な価格だとは思ってもみなかった。


ということですぐさま予約。

フォトコンにはクルーズの外観を応募するつもりだったが結果的に船上で撮った写真も
応募できることになった。

日程は3/9(土)、行ってきました。


※撮った写真のうち、フォトコンに応募した作品をブログに貼ることを躊躇したので一番下に
フォトコン応募作品のURLを貼っておきます。

P3092591
ロケ地:ベイサイドプレイス博多     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R
絞り値:F4.5     シャッター速度:1/125     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:26mm


まずはクルーズの外観をパシャリ。
価格が価格だけにさすがに大きくはない。

風景としてというよりクルーズの形を写した写真なので余計なものを排除するため、セピアで
現像した。



P3092596
ロケ地:ベイサイドプレイス博多     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8
絞り値:F3.8     シャッター速度:1/80     ISO感度:200     露出補正:+1     焦点距離:17mm


斜めから全体図。

この写真は奥行きがあり全体細部のディテールを写したかったのでカラーだが、ホワイトバラ
ンスは寒色系より暖色系のほうがよかったと思う。


さて、時間がきていよいよクルーズに乗り込んだのだが、これが思ったより内装が豪華だった。

ここからはiPhoneで撮影した写真なので撮影情報は記載しない。
当然だが画質もよくない。

IMG_2368


IMG_3584


IMG_5057

階段の手すりも壁も床も清掃が行き届いているようで清潔感ある内装だった。
ささやかではあるけれど値段から考えれば十分豪華で上品な造りだ。

船内客席に案内されると早速料理だ。

IMG_2250
テーブルはこんな感じ。

IMG_5737
まずは前菜。モッツアレラチーズ、トマト、パストラミのバジルが香るとてもおいしいサラダ。


IMG_3551
ブロッコリーのスープ。スープにブロッコリーて。。。と思ったけどなんとこれが美味だった。
テーブルに供されているパンにつけて食べても合うしっかりした味。


IMG_5782
牛肉のワイン煮。この手のコース料理の定番だ。とてもやわらかく風味もしっかりしていた。
お肉も当然おいしかったがにんじんの甘さにびっくりした。うまうま。


IMG_1844
デザートは抹茶といちごのケーキ。ソースはキウイ。思った以上に甘くてコーヒーと好相性。

料理の方も内装と同じく値段を考えると十分なクオリティで、これならまた来てもいいなと思った。
今度は一番上のランクのコースで。

ほんともう大満足。雰囲気最高、料理も最高、接客も最高。

iPhone撮影はここまで。


料理を食べ終わったら各々自由に船内を見て周ったりデッキに出て福岡の夜景を楽しむ。


P3092620
ロケ地:博多湾     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F1.8     シャッター速度:1/5     ISO感度:200     露出補正:-0.3     焦点距離:45mm


夜景は基本的に三脚を立ててスローシャッターで撮るのだけれども、ここは船。
デッキに三脚立てても足元からゆらゆらしとるっちゅう。

なので明るい単焦点レンズを絞り開放にして撮影した。

が、今思えばISOをあげて少し絞って撮ればよかった。
開放絞りは描写が甘くなる。

シャッター速度も1/5程度ではやはり手ブレが起こって、かなりの枚数撮ったのだがほとんどが
ボツとなった。

写真は能古島、マリノア辺り。


P3092636
ロケ地:博多湾     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F1.8     シャッター速度:1/15     ISO感度:1600     露出補正:+/-0     焦点距離:45mm

福岡タワーを含む福岡の街。

ISOを1600まであげたがそれでもシャッター速度は1/15とあがらない。
僕のカメラではこれ以上ISOをあげるのが不安だったが全然そんな心配することはなかった。

後日もっと高いISOで撮ったがノイズなどほとんど問題なかった。


P3092638
ロケ地:博多湾     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F1.8     シャッター速度:1/100     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:45mm

下の階を照らす間接照明をデッキの吹き抜けから撮影。
ホワイトバランスを暖色系にしてアートフィルターのファンタジックフォーカスで幻想的に。


P3092645
ロケ地:博多湾     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F1.8     シャッター速度:1/25     ISO感度:1600     露出補正:+/-0     焦点距離:45mm

再び福岡タワー。

この写真のように光源にクロスを出すには普通、クロスフィルターというフィルターをレンズに
つけるのだが、僕は持っていないのでオリンパスの画像編集ソフトで加味した。

他の写真も含めてこの写真ももって明るさを抑えて撮ってもよかったな。。。ノイズが。。。

P3092652
ロケ地:博多湾     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F1.8     シャッター速度:1/20     ISO感度:1600     露出補正:+/-0     焦点距離:45mm

我が愛するホークスの本拠地。名称がヤフオクドームに変わりましたね。

P3092695
ロケ地:博多湾     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F2.2     シャッター速度:1/15     ISO感度:1600     露出補正:+/-0     焦点距離:45mm

僕の苦手な苦手な荒津大橋。都市高なのだがここを走行する時は寿命が縮む。
この下を大型貨物船が通るため高く作ってあるのだけれど僕はこういうのが苦手だ。

怖い。

強風で倒壊、ワイヤーが切れて、他の車にぶつかられて、とか色々考えると腰がつりそうになる。

ところでクルージングのコースは、ベイサイドプレイス博多を出て西へ。
福岡の街をゆっくり眺めながら能古島、マリノア辺りまで行く。

湾内クルーズと案内してあったから博多辺りをウロウロするのかと思っていたが結構遠くまで。

折り返した後はまたゆっくりと航行して博多に戻るとちょっと辺りを周って普段見ぬ、色んな角度
から福岡の街の夜景を見せてくれた。

そしてベイサイドプレイス博多へおかえりなさい。

P3092708
ロケ地:ベイサイドプレイス博多     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
絞り値:F11     シャッター速度:2"     ISO感度:200     露出補正:-1     焦点距離:45mm

出発時にはトワイライトタイムだったのがもうすっかり夜。

夜のクルーズも撮っておこうとレンズを向けた。
アートフィルターのドラマチックトーンをかけたがちょっとコントラストが強すぎたか。

クルーズを終えてベイサイドプレイス博多を出たあと、せっかく夜に福岡にいるんだし、という
ことで油山へ向かった。時間もたっぷりあるし。

この油山は福岡の街が一望できるためデートスポットとして夜景が有名だ。

P3092721
ロケ地:油山     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
絞り値:F10     シャッター速度:10"     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:53mm


こちらもドラマチックトーンをかけたが正直汚い。

P3092723
ロケ地:油山     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
絞り値:F11     シャッター速度:10"     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:150mm

今度はクロスプロセスをかけたが、なにやら物々しい雰囲気になった。
でもこの写真、個人的に好きだ。厨二心をそそられる。

かっこいい。。。

P3092735
ロケ地:油山     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R
絞り値:F4.3     シャッター速度:3.2"     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:23mm

先程デートスポットと書いたが、土曜日ということもあってこの日もたくさんの人出だった。
なので夜景全体をクリーンにカメラに収めることはできない。

いっそのこと。。。

ということでちょうどよくカップルがいたのでその2人をシルエットにして作品とした。
光源にクロスを出して更にロマンチックに。

P3092738
ロケ地:油山     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R
絞り値:F3.5     シャッター速度:3.2"     ISO感度:320     露出補正:+/-0     焦点距離:14mm

同じ被写体を今度は魚眼コンバータレンズを装着して撮影。
とても広角に映るのでちょっとしたパノラマだ。素敵な夜を表現できた。


P3092749
ロケ地:油山     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R
絞り値:F5.6     シャッター速度:3.2"     ISO感度:250     露出補正:+/-0     焦点距離:42mm

失敗作だ。
ドラマチックトーンはやはり被写体を選んだほうがいい。

この日は客人、、、というより遠距離恋愛中の恋人を空港へ迎えに行き、天神でコンタクトレンズ
を買い、ヤフオクドームでホークスのオープン戦を観戦し、再び戻って博多でクルージング、そして
油山で夜景を見て、帰る途中に一蘭に寄ってラーメンを食べるというかなりハードなアクションをし
たためもうすっかりくたびれてしまった。
(一蘭大好物です。ファンクラブ会員になるほど)

確か家に着いたのが午前1時前。僕の歳にはちと堪えたがとても素敵ないい1日が過ごせた。


最後に、このブログには掲載できないフォトコン応募作品のURLを貼る。
気に入った作品があれば投票してください。多分投票は会員のみ可能ですが。。。

http://fotopus.com/index.html/module/PhcLibrary/action/ImageDetail/cont_cd/1283018


http://fotopus.com/index.html/module/PhcLibrary/action/ImageDetail/cont_cd/1283016


http://fotopus.com/index.html/module/PhcLibrary/action/ImageDetail/cont_cd/1283013


http://fotopus.com/index.html/module/PhcLibrary/action/ImageDetail/cont_cd/1283015


http://fotopus.com/index.html/module/PhcLibrary/action/ImageDetail/cont_cd/1283017

※なお、フォトコンテストが終了次第リンク切れとなる可能性あり


佐賀市内へ野暮用があったので早めに家を出て神野公園へ寄った。
もちろんカメラを持って。

この神野公園というのは元々は佐賀藩主鍋島直正の別邸があった所で、園内には桜の木や
その他の植物がたくさんあり、茶屋と茶室が建てられている。

佐賀市HP神野公園


これ、紛らわしいのだが茶屋では呈茶は行われていない。
じゃあ何をするところかというと、畳の上でのんびりくつろいで持ち寄ったお茶やお菓子を
食べたり、自治会などの会合や勉強会などに使ったりするそうだ。

下に写真を貼るが、この建物が鍋島直正の別邸だったとのことだ。
建物自体が幕末からそのままなのかは知らない。



一方、隔林亭では有料で呈茶が行われており、ここで飲むお茶は最高だ。
こちらは鍋島直正の茶室を復元したものらしい。
他にも華道、俳句会、民謡や琴などの文化的催し物に使われるそうだ。

時間を忘れてぼーっとするには最高のロケーションなのだが、どう素晴らしいのかは
下に貼る写真でどうぞ。


園内にはその他に動物園や遊園地がある。

神野公園こども遊園地HP


昨日行った時は遊園地はシーズンオフで開いていなかったが、何にせよ散歩には最適の
公園なのでこの日みたいに天気がいいとまあまあ客がいる。桜の季節になるとかなりの人出になる。

では、ブラブラしながら撮った写真を貼っていく。


P2202272
ロケ地:神野公園     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R
絞り値:F8     シャッター速度:1/320     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:14mm


駐車場は複数あるが、僕は遊園地がある側に車を停めてその遊園地を左手に散策を始めた。

散策路の右手に道に沿うように木が植えられていたので、魚眼コンバータレンズを装着して撮影
した。書いてあったのだが何の木だかは忘れてしまった。

主役の木を1つ決めてそれを中央に置いて魚眼レンズで撮ると周りの木が中央に寄り添うよう
に写って面白い写真になるが、魚眼レンズで撮影する場合は水平垂直、被写体の配置などに
特に気を使う必要がある。

それらが崩れると被写体が変に歪んだ写真になるのだ。


P2202277
ロケ地:神野公園     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R
絞り値:F7.1     シャッター速度:1/320     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:14mm

こちらも駐車場の近くにあった木で、同じく魚眼コンバータレンズを装着して撮った。
写真下の植木は本来直線上に植えられているものだが魚眼レンズの効果によって、木を
囲むように写った。

主役の木の枝が他の木の枝と複雑に絡み合って色んな模様を空に映し出している写真に
なった。

アートフィルターはクロスプロセスをかけた。


P2202227
ロケ地:神野公園     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R
絞り値:F6.3     シャッター速度:1/400     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:17mm

この次に貼る写真の沼地(?)の入り口付近に植えてある花。
三角の枠内に植えられていて花の配置も美しかった。

最初正面から撮影したが、枠が三角なので当然頂点付近ががらんどうになってしまう。
そこで斜めから画面を満たすように撮影した。脚立があったら俯瞰で撮るのだけれど。。。

アートフィルターはお馴染みのリーニュクレール。


P2202228
ロケ地:神野公園     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R
絞り値:F7.1     シャッター速度:1/500     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:17mm

さっき書いた沼地(?)。
歩きながら水に生息する昆虫などの生き物を見学できるように作られたもののようだ。
実際、時期になるとヤゴなど色んな生き物がたくさん見られる。

構図として美しい景観だが、更に静観な景色にしたかったのでホワイトバランスをいじって
青みを出した。


P2202241
ロケ地:神野公園     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R
絞り値:F7.1     シャッター速度:1/500     ISO感度:200     露出補正:+/-0     焦点距離:17mm

こちらが上に書いた鍋島直正の別邸だった茶屋とその手前の池だ。

僕はどういうわけか主役となる被写体の上にこういう木の枝なんかを配置するのが好きなようだ。
形のいい雲があれば問題ないのだが晴天だとどうしても空が寂しい気がしてしまう。

アートフィルターはリーニュクレール。


P2202247
ロケ地:神野公園     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R
絞り値:F5.6     シャッター速度:1/250     ISO感度:200     露出補正:+1     焦点距離:17mm

こちらが鍋島直正の茶屋を復元した隔林亭。僕はここでよくお茶を頂く。池はさっきの写真と同じ池だ。
この池を挟んで反対側に向かい合うようにして先程の茶屋がある。

同じように主役となる隔林亭を木で囲んで撮った。

アートフィルターはドラマチックトーン。


P2202269
ロケ地:神野公園     カメラ:E-PM1     レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R
絞り値:F7.1     シャッター速度:1/500     ISO感度:200     露出補正:-0.3     焦点距離:17mm

隔林亭の全体図がこれ。池に浮かんでいるように見えるが奥は陸続きなので手前のカモの
ように泳いで行く必要はない。

暖かい日は縁側に座って池を眺めながらのんびりお茶を飲むことができるが、今みたいに
寒い季節は室内でもお茶を頂ける。

池と空の青を活かしたかったので彩度を上げてホワイトバランスもいじった。

写真を見て気づいた人もいるかも知れないが、この公園は池をぐるりと囲むように散策路が
置かれている。
こういう庭園を池泉回遊式庭園というらしいですよ。


どこをどう見ても美しい眺めに癒されるところなので興味がある方は是非訪れてみてください。
心休まりますよ。

僕も桜が咲く頃にまた行こうと思う。

カメラを持って。

このページのトップヘ